「エルサルバドル国民を守る義務を負っていたこの2人の元政府高官が、選挙支援と引き換えに国民の命を犠牲にしたことは確かだ…」とエルサルバドルのロドルフォ・デルガド検事総長はツイッターに投稿した。
エルサルバドル元大統領、マウリシオ・フネス。写真:ロイター
2009年から2014年までエルサルバドルを統治したフネス氏は、2019年にニカラグア国籍を取得し、現在は同国に居住している。ニカラグア憲法では、国民の身柄引き渡しは認められていない。
ムンギア容疑者は2020年に、犯罪組織に未公開の利益と引き換えにギャング間の休戦協定を結んだことに関連した違法結社の容疑などで初めて逮捕された。
フネス氏は判決後、まだコメントを発表していない。ムンギア氏は公判を終えて退廷する際に記者団に対し、今回の判決は政治的報復であり、容疑は根拠がないと考えていると述べた。
エルサルバドルのグスタボ・ビジャトロ法務大臣はツイッターで、「エルサルバドル国民の血をめぐる密室取引に関わった者たちは、社会に与えた損害の罪で懲役刑を宣告された」と述べた。
エルサルバドルは、1年以上前にナジブ・ブケレ大統領の政権によって宣言された非常事態のままであり、この措置によりギャングのメンバーとみられる6万8000人以上が逮捕されている。
フイ・ホアン(ロイター通信による)
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