スペイン2月11日夜、ラ・リーガ第24節でヘタフェがセルタ・ビーゴを3-2で破る試合で、この英国人ストライカーは輝かしい活躍を見せ、大きく貢献した。
2-2で迎えた89分、メイソン・グリーンウッドが左サイドからクロスを送ると、ハイメ・マタが肩で合わせ、セルタ・ビーゴのゴール上隅に突き刺さった。このゴールでセルタ・ビーゴは屈服し、ホームチームに勝ち点3をもたらした。
その前にも、グリーンウッドはゴールに絡み、存在感を示した。45+2分、右サイドでボールを持つと、マンチェスター・ユナイテッドのストライカーは斜めにシュートを放った。シュートはゴールキーパーのビセンテ・グアイタに当たり、マタが押し込んで2-0とリードを広げた。さらに41分には、ボルハ・マジョラルがヘディングシュートで同点に追いついた。
ヘタフェはハーフタイムまでに2点をリードしていたものの、後半は苦戦を強いられた。71分にストランド・ラーセンのヘディングシュート、85分にタデオ・アジェンデのゴール上隅へのシュートと、2失点を喫し、その痛手に耐えきれなかった。しかし、グリーンウッドが輝きを放ち、辛勝を収めた。
グリーンウッド(左)は、2月11日夜、コリセウムで行われたラ・リーガ第24節、ヘタフェ対セルタ・ビーゴの試合でゴールを決め、喜びを爆発させた。写真: EFE
グリーンウッドはマンチェスター・ユナイテッドから1年間の期限付き移籍でヘタフェに加入している。22歳のストライカーは、スペインのクラブで公式戦23試合に出場し、7ゴール5アシストを記録している。リーガ・エスパニョーラだけでも、20試合に出場し5ゴール5アシストを記録している。
ヘタフェは現在、2023-2024シーズンのラ・リーガで24試合を終えて勝ち点33で10位につけており、降格圏から勝ち点16差となっている。昨シーズンは38試合を終えて勝ち点42で15位にとどまり、降格圏から勝ち点わずか2差だった。
グリーンウッドはマンチェスター・ユナイテッドで129試合に出場し、35ゴールを記録した。しかし、この将来有望なイングランド人ストライカーは、恋人へのレイプと暴行の疑惑により、2022年初頭から「レッドデビルズ」でのプレーを断念せざるを得なくなった。疑惑が取り下げられた後も、マンチェスター・ユナイテッドはグリーンウッドを再び起用せず、ヘタフェへの移籍を強要した。イングランドチームは来夏にグリーンウッドを呼び戻すか、ヘタフェや他のクラブに売却するかという可能性に直面している。
2月1日、ヘタフェがレアル・マドリードに0-2で敗れた試合中、ジュード・ベリンガムはグリーンウッドに「レイプ犯」と呟いたと非難された。ヘタフェはこの事件をスペインサッカー連盟に報告した。有罪判決が下れば、ベリンガムには罰金が科される可能性がある。
タン・クイ
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