中国の習近平国家主席は先月、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領と電話会談を行い、ウクライナとロシア間の紛争の平和的解決を模索した。その後、中国は2009年から2019年まで駐ロシア大使を務めた李輝氏が代表団を率いてウクライナを訪問すると発表した。
中国ユーラシア担当特別代表の李輝氏は来週、ウクライナとロシアを訪問する。写真:微博
中国外務省の汪文斌報道官は金曜日の定例記者会見で、李克強首相のウクライナ、ポーランド、フランス、ドイツ、ロシア歴訪の目的は「ウクライナ危機の政治的解決について各方面と交渉すること」だと述べた。
王氏は、李氏の訪問は中国の「平和と交渉の促進へのコミットメント」を示すものだと述べた。「中国が平和の側にしっかりと立っていることを十分に示している」
同氏は「中国は停戦、戦争の停止、和平交渉の開始、そして事態の悪化回避に関する国際的合意のさらなる構築に引き続き建設的な役割を果たしていく用意がある」と付け加えた。
ノルウェーを訪問中の中国の秦剛外相は、李外相の訪問について「われわれは皆、この状況を憂慮しており、平和と紛争の政治的解決を求めている」と述べた。
習主席とゼレンスキー大統領が先月行った電話会談を、ウクライナ大統領は「意義深い」と評したが、これは中国が2月にウクライナ戦争に関する12項目の立場表明文書を発表し、対話と各国の領土主権の尊重を求めた後のことだった。
ブイ・フイ(新華社、AFP、サウス・チャイナ・モーニング・ポスト紙)
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