ハイフォンのヨルン・アンデルセン監督は、ゴールにつながったPKに満足せず、6月15日夜に行われたベトナムとの親善試合で香港選手が0-1で敗れたチャンスを逃したことを残念に思った。
「審判のペナルティには納得できない。不当な判定だったからだ。今日の試合は明らかに審判が決めたものだ。しかし、この試合は香港がアジアの強豪チームとのレベルの差を縮めつつあることを示しているので、嬉しくもある」とアンダーセン氏は試合後の記者会見で語った。
6月15日夜、ハイフォンのラック・トレイ・スタジアムで行われた香港とベトナムの親善試合でアンダーセン監督。写真:ラム・トア
ノルウェー人監督が激怒したPKは32分に与えられた。しかし、スローモーションリプレイで、マレーシアのビン・シュクリ主審がエリオ・ゴンサルベスをゴールキーパーのクアン・ハイが背後から押したとして、正しい笛を吹いたことがわかった。その後11分、クエ・ゴック・ハイが香港のゴールキーパーを軽々とかわしてゴールを決めた。
香港は、FIFAランキングでベトナムより52位下という低い順位にもかかわらず、この失点を除けば良いプレーを見せた。ボールポゼッションはベトナムより少なかったものの、シュート数はベトナムと同じ11本で、ゴールキーパーのダン・ヴァン・ラムが3本のシュートを放つなど、決定機を多く作り出した。
アンデルセン監督によると、香港が混乱したのは試合のリズムを掴めていなかった最初の数分間だけだったという。その後は、ストライカーのマシュー・オーと攻撃的ミッドフィールダーのウォン・ワイを中心に、自信を持って高い位置でプレスをかけ、チャンスを演出する選手たちのプレーを称賛した。「前半に2回、後半に1回、クロスバーにボールが当たってしまい、ゴールに入らなかったのは残念だ」と監督は語った。
ノルウェー出身のアンデルセン監督は、香港の現状の最大の課題はフィニッシュ力だと考えている。「フィニッシュ力を向上させれば、チャンスをゴールにつなげ、格上のチームにも確実に得点できる」とアンデルセン監督は語った。しかし、アンデルセン監督は、この問題は時間がかかり、6月19日夜に香港がタイとの親善試合に臨むため、すぐに解決できるわけではないことも認めた。
ラム・トア
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