アマチュアメディアフットボールリーグのクラブ、ロシアン・ブローク・ボーイズは、ポール・ポグバに月給1,500ドルと豪華なプライベート宿泊施設を提供した。
「冗談のつもりだったが、ポグバに電話した。しかし、彼は丁重に断った。ポグバは絶望的な状況にあり、現実を受け入れる時間が必要だ。世界最高の選手の一人にとって、これほど長い間プレーできないのは辛いことだ」と、ブローク・ボーイズのスポーツディレクター、アルトヨム・チャチャトゥルジャン氏は3月10日、トゥットスポルト紙に語った。
2月29日、イタリア・アンチ・ドーピング裁判所はポグバに4年間の出場停止処分を科した。30歳のこのミッドフィールダーは、2023年8月20日にドーピング検査で陽性反応を示し、9月から一時的に出場停止処分を受けていた。
ポグバはスイスに拠点を置くスポーツ仲裁裁判所(CAS)に控訴する意向を示した。しかし、CASがポグバの主張を支持した場合、 世界アンチ・ドーピング機関(WADA)はスイス連邦裁判所に提訴する可能性がある。
ポグバは2023年5月11日、イタリアで行われた2022-2023ヨーロッパリーグ準決勝第1戦、ユベントス対セビージャ戦に出場した。写真:ロイター
2022年に設立されたメディア・フットボール・リーグは、ロシアのソーシャルメディアの有名人や俳優のためのリーグです。アマチュアリーグであるため、ポグバはプロリーグへの出場が禁止されているにもかかわらず、プレーすることができます。
ポグバは4年間の出場停止期間を終えれば、34歳になるまで復帰できない。ユベントスはポグバとの契約を解除することを検討している。契約は2026年までで、年俸は1100万ドル(約12億円)となっている。両クラブと選手協会の合意によると、ポグバの休養期間中、ユベントスは彼に月額わずか2700ドルしか支払っていなかった。
ポグバ – 無駄にされた天才。
ポグバはユベントスでセリエA4連覇、マンチェスター・ユナイテッドでヨーロッパリーグ優勝を果たした。フランス代表では、2018年ロシアワールドカップで優勝し、頂点に立った。決勝ではクロアチアを4-2で破り、3-1の勝利をもたらすゴールを決めた。
タイン・クイ(トゥットスポルトによる)
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