
9月初旬、東京にあるエナスクール系列の学習塾のドアに掲げられた黄色い中国語の看板 - 写真:日経アジア
日本の学究社グループの恵那校では、多くの施設に中国人留学生が多数在籍していることを示す中国語の看板を掲げ、歓迎の意を表している。
日本入国管理局によると、日本に中長期在留する15歳未満の中国人の子供の数は2024年末までに9万人を超え、10年前より70%増加した。
中国では習近平国家主席の下、2021年から入学試験が厳しくなり、家庭教師に対する規制も厳しくなったため、より快適な学習環境を求めて日本に目を向ける中国人家庭が増えている。
日経アジアによると、日本の学習塾事情に詳しい関係者は、東京の名門校ではクラスに中国人の生徒が1~2人ずついると語った。
教育業界は、才能ある中国人学生を誘致することがビジネスにとってプラスの要因であると考えている。
学習塾チェーン「四谷大塚」の幹部は「少子化で市場が縮小する中、学習塾の安定運営には中国人生徒の存在が不可欠」と述べ、中国語対応スタッフの採用や中国語ウェブサイトの開設も検討するとした。
東京では、エナ系列のいくつかの学校では生徒の最大40%が中国人であり、サピックスや四谷大塚などの大規模センターでも中国人生徒の数が急増している。
川口市内のいくつかのセンターでは、生徒の80%が中国系であると述べており、この傾向が広く見られることを反映している。
「中国人は科挙以来、試験を受ける伝統があり、日本の試験制度と非常に相性が良い。今、どの予備校も中国人生徒の獲得に躍起になっている」と、オンライン受験スクール「リザプロ」の代表取締役、孫達弘氏は語る。
しかし、日本社会の慎重な考え方の中で「親中国」と見なされることを避けるため、学校側は中国人学生向けの個別の宣伝活動や優遇政策は行っていないと強調した。
出典: https://tuoitre.vn/truong-luyen-thi-nhat-rong-cua-don-hoc-sinh-trung-quoc-20251023124253777.htm
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