近年、台湾の元軍高官数名が中国本土向けの諜報網を構築していたとして告発されている(写真:AFP)。
台湾南部高雄市の裁判所によると、劉という姓の被告は中国本土向けの「組織の開発」の罪で有罪判決を受けた。
彼はまた、国家安全保障に関する機密情報を北京に渡したとして国家安全保障情報保護法違反の罪で複数の罪で有罪判決を受けており、この犯罪には最高で懲役7年の刑が科せられる。
裁判所は声明で、劉被告は合計20年の懲役刑を言い渡されたと述べた。事件は国家安全保障上の機密に関わるため、詳細は明らかにされていない。
検察は1月、劉氏が8年間にわたり北京のために空軍と海軍の現役将校少なくとも6人を募集した疑いで捜査を開始した。
裁判所は、この事件に関与した警官5人が懲役6か月から20年の刑を言い渡されたと述べた。1人は無罪となった。
地元メディアによると、劉氏は2013年に中国本土への出張中に北京政府に採用された。その後、情報提供者のネットワークを構築し、ダミー会社を通じて彼らに報酬を支払っていた。
中国は台湾島を自国の領土の一部とみなしており、武力による統一の可能性を排除していない。
近年、台湾の元軍高官数名が中国本土向けの諜報網を構築していたとして告発されている。
1月には、台湾の退役空軍少将が、北京の代理として行動しているとされる香港のビジネスマンから夕食と旅行の招待を受けたとして、執行猶予4年の刑を言い渡された。
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