2023年10月後半以降、DIC株式会社(コード:DIG)の株価は40.7%上昇しました。この動きを受けて、会長夫人が大量の株式売却を申し込んでいます。
具体的には、DIC株式会社の取締役会長であるグエン・ティエン・トゥアン氏の妻であるレ・ティ・ハ・タン氏が、DIG株20万株の売却登録を行いました。売却期間は2023年12月11日から2024年1月9日までです。
DIC株式会社(DIG)の株価が急騰したため、会長夫人がすぐに大量の株式売却を申し込んだ(写真TL)
しかし、取引期間終了までにレ・ティ・ハ・タン氏が売却したのは、当初登録比率の12.65%に相当する25,300株のみでした。取引後、タン氏が保有する株式数は976,202株から950,902株に減少し、定款資本の0.156%に相当しました。
会長夫人から贈られた株式を全て購入しなかった理由は、株価の動きが適切ではなかったためである。
事業面では、DIC株式会社は不動産市場の低迷の影響により、引き続き業績が低迷しました。2023年第3四半期の売上高は2,352億ドンで、前年同期比44.5%減となりました。売上総利益は669億ドンで、前年同期比41%減となりました。売上総利益率は28.4%にとどまりました。
第3四半期の金融収益は108億ドンで、前年同期比27.6%減少しました。金融費用も3分の2減少し、116億ドンとなりました。販売費および一般管理費はともに減少し、466億ドンとなりました。
DIC社の税引後利益は、全経費を差し引いた後、121億ドンとなりました。同社は未払費用の大幅な削減もあって損失を免れたことは特筆すべき点です。一方、同社の主要事業は依然として不動産市場の低迷の影響を受けています。
DIC株式会社は、今年最初の9ヶ月間で累計売上高5,937億ドン(前年同期比60.9%減)を達成しました。税引後利益は31%減少し、わずか977億ドンとなりました。年初に設定した事業目標と比較すると、DIC株式会社の年間利益計画の達成率はわずか10%にとどまっています。
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