ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は7月5日、同国は今夏に最新鋭のパトリオットシステムを導入し、防空能力を倍増させることを目指していると述べた。
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ドイツ首相は、オルバーン・ヴィクトル首相の訪問はハンガリーのEU議長国としての活動の一環ではなく、ハンガリー首相としての活動の一環であると述べた。(出典:ロイター) |
ゼレンスキー大統領は地域当局との会合で、「約束通り、夏の間に防空能力を倍増させる」と述べた。
ゼレンスキー大統領は、来たるNATO首脳会議がこの問題に関して「影響力のある結果」をもたらすだろうと自信を示した。
* 同日7月5日、ハンガリーのペーテル・シーヤルトー外相は、ハンガリー代表団のモスクワ訪問がウクライナの平和に貢献することを期待すると述べた。
「過去2年半の出来事は、近隣地域で続く軍事紛争に戦場での解決策がないことを証明しました。人々の苦しみを終わらせるためには、一刻も早い停戦と和平交渉が必要です。本日モスクワで開催される会合が、平和への一歩となることを願っています」とシーヤルト氏はソーシャルメディアへの投稿で述べた。
ハンガリーは、ウクライナ紛争の平和的解決の必要性を繰り返し訴え、欧州に介入しないよう警告してきた。
* 一方、ドイツのオラフ・ショルツ首相は同日、一部のEU加盟国がウクライナを長期的に支援する政治的意思を欠いているとしても、域内のキエフに対する連帯と支援政策が妨げられることはないと述べた。
ショルツ氏はハンガリーのオルバーン・ビクトル首相のロシア訪問について、「(プーチン大統領は)各国の財政問題や、政治的意思がどこにでも平等に存在するわけではないという事実により弱まっているウクライナへの連帯や支援を期待することはできない」と述べた。
ドイツ首相は、ハンガリー首相から訪問について知らされていなかったと述べ、外交政策に関しては欧州理事会のシャルル・ミシェル議長がEUを代表していると付け加えた。
「したがって、今回の訪問の主眼はハンガリーのEU議長国としての立場ではなく、(オルバン氏の)ハンガリー首相としての活動だ」とショルツ首相は述べた。
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