「世界経済は驚くほど回復力があることが証明されました。2023年は我々の予想よりも少し良くなるでしょう。この成長の勢いは2023年から2024年にかけて続くでしょう」と、国際通貨基金(IMF)のクリスタリナ・ゲオルギエバ専務理事は1月16日、ダボスで開催されたブルームバーグハウスのイベントで述べた。
ゲオルギエバ氏の予測は、世界経済の成長率が2023年に3%に減速し、2024年にはさらに低下して2.9%となり、過去20年間の平均である3.8%を大きく下回ると予測した昨年10月のIMFの見解よりも楽観的だ。
IMFによれば、回復を阻む要因としては、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響の長期化、ロシア・ウクライナ紛争、経済格差の拡大、金融引き締めの波と異常気象の影響などがある。
IMF専務理事は1月末にIMFが予想をどのように調整するかについては言及しなかったが、金利が低下し始めたことで米国経済は「ソフトランディングの態勢が整っている」と示唆した。
一方、ゲオルギエバ氏は、世界第2位の経済大国である中国は、構造改革を実施しない限り、成長率が4%を下回ると警告した。
世界銀行も先週、2024年の世界GDP成長率は引き続き2.4%に減速し、 各国政府による貧困削減目標の達成が困難になると予測した。
ミンホア(ティン・トゥック紙とダン・トリ紙が報道)
[広告2]
ソース
コメント (0)