6月15日、米国はスーダン紛争における人権侵害と暴力を非難した。また、米国は戦略攻撃兵器の制限に関してロシアと協力することを望んでいる。
米国はスーダンにおける人権侵害と暴力を非難する。(出典:デモクラシー・ナウ) |
米国務省は6月15日、過去2カ月間にスーダンで発生した広範な人権侵害と暴力に対し、同国は強く反対すると述べた。
紛争が2カ月目に突入する中、スーダン軍は6月14日に南部の都市エルオベイドへの空爆を開始し、この東アフリカの国における人道状況をさらに悪化させている。
サウジアラビアと米国が永続的な停戦を求めて和平努力を続けているにもかかわらず、スーダンでは二つの戦闘勢力間の戦闘が激化し続けている。
米国務省は同日、戦略兵器攻撃のリスクを減らすため、ロシアとの新戦略兵器削減条約(新START)の発展と遵守に期待を表明した。
米国務省報道官は、ワシントンが近い将来、新戦略兵器削減条約(START)についてモスクワと協議する可能性について、「米国は、条約の完全履行に向け、ワシントンはロシアと建設的に協力する用意があると繰り返し強調してきた。これには、ロシアの準備が整った時点での協議も含まれる」と断言した。
これに先立ち、ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務次官は、ここ数週間、両国は条約について直接意見交換を行ってきたと述べた。会談中、意見の相違は依然としてあったものの、両国は軍縮目標に向けた初期の成果をある程度達成した。
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