セリエA第36戦でイタリアがナポリに1-3で敗れたことで、インテルはチャンピオンズリーグ出場権争いで不利な立場に置かれた。
ミランとのチャンピオンズリーグ準決勝第2戦から5日後、シモーネ・インザーギ監督は多くの主力選手をベンチに下げた。ラウタロ・マルティネス、エディン・ジェコ、マルセロ・ブロゾビッチ、ハカン・チャルハノール、デンゼル・ダムフリース、フェデリコ・ディマルコ、フランチェスコ・アチェルビはベンチスタートとなり、ロメル・ルカクとホアキン・コレアが前線に立った。
インテルの寄せ集めの布陣はナポリにとって苦しい立ち上がりを強いた。新王者は得点源を持たなかったものの、試合を支配し続けた。41分、試合はターニングポイントを迎える。ガリアルディーニが2枚目のイエローカードを受け、インテルは一人少ない状況でプレーせざるを得なくなった。
ガリアルディーニ(左)は5月21日夜のナポリ対インテル戦の41分に退場となった。写真:アンサ
インテルは後半開始直後から完全に圧倒された。アウェイチームのボールポゼッション率はわずか29%、シュート数はわずか4本だったのに対し、ナポリは18本を放った。67分、新王者はその優位性を生かして先制点を挙げた。ジエリンスキからのパスを受けたアンギッサがターンし、美しいボレーシュートをインテルのゴールネットに突き刺した。
ルカクは82分に同点ゴールを決めた。しかし、インテルは新王者のプレッシャーに屈し、85分にはディ・ロレンツォが華麗なパスで2-1と追いついた。イタリア人右サイドバックはペナルティエリア外からカーブをかけたシュートをゴール上隅に突き刺し、GKアンドレ・オナナは途方に暮れて見守った。
終盤、インテルは同点ゴールを狙って高い位置からプレッシャーをかけ続けた。しかし、選手が一人少ない状況と寄せ集めのフォーメーションが、インテルの足を引っ張った。90+4分、ナポリはフィールド中央でボールを奪い、2対1のカウンターアタックを仕掛けた。そして、ガエターノのシュートがオナナに当たりゴールに吸い込まれ、3-1の勝利を決定づけた。
ガエターノ(左)は5月21日の夜、ナポリ戦で3-1の勝利ゴールを決めて喜んだ。写真:ロイター
ナポリ戦での敗戦により、インテルはセリエAで3位に後退した。シモーネ・インザーギ監督率いるインテルは36試合で勝ち点66を獲得し、5位ミランとの勝ち点差はわずか2にとどまり、4位に後退した。残り2試合で6位アタランタと10位トリノに苦戦すれば、トップ4の座を失う可能性もある。
ラツィオはウディネーゼに1-0で勝利し、インテルを抜いて3位に浮上した。ローマのラツィオは36試合を消化して勝ち点68となり、インテルに2勝差をつけている。ユベントスは勝ち点69で2位を維持しているが、試合数は1試合少ない。ナポリは勝ち点86で首位に立っている。
ナポリ 3-1 インテル戦の主な出来事。
5月24日、インテルはイタリアカップ決勝でフィオレンティーナと対戦する。6月10日には、トルコのイスタンブールで、シーズン最重要試合となるチャンピオンズリーグ決勝でマンチェスター・シティと対戦する。
タン・クイ
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