ロシア海軍は現地時間9月15日、ベラルーシとの軍事演習「ザパド2025」で、核弾頭を搭載可能な最新鋭の極超音速巡航ミサイル「3M22ジルコン」を発射した。
ミサイルはバレンツ海の目標に命中した。発射は北方艦隊のアドミラル・ゴロフコ・フリゲート艦から行われた。ロシア国防省が公開した映像には、ミサイルが空高く舞い上がり、その後方向転換する様子が映っている。
アドミラル・ゴロフコ艦から発射されたジルコンミサイルのクローズアップ。写真:RT
ロシア国防省は「監視データによると、標的は正面攻撃によって破壊された」と述べ、演習場は封鎖され民間の船舶や航空機が進入できない状態だったと指摘した。
ジルコンはその速度と機動性により、パトリオットシステムなどの西側諸国の防衛システムによる迎撃を困難にしており、ロシアの最も恐ろしい極超音速ミサイルの一つと考えられている。
演習の一環として、ロシアは中距離極超音速ミサイル「オレシュニク」も配備した。ロシアは以前、このミサイルを用いてウクライナの軍事施設を「試験攻撃」したことがある。オレシュニクは、低出力核攻撃に匹敵する破壊力を持つと言われている。
9月12日に始まった5日間のザーパド2025演習は、ロシア、ベラルーシ、バルト海、バレンツ海にまたがり、1万3000人の兵士と多数の軍艦や航空機が参加した。
両国は、対破壊工作作戦、無人機作戦、電子戦、そしてどちらかの国が攻撃を受けた場合の連携強化について訓練を行った。モスクワとミンスクは、これらの演習は純粋に防衛的な性質のものであることを強調した。
出典: https://khoahocdoisong.vn/nga-pho-dien-suc-manh-ten-lua-sieu-thanh-zircon-o-cua-ngo-bac-cuc-post2149053483.html
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