ロシアは、モスクワ側の条件が満たされれば、黒海穀物イニシアチブに復帰すると発表した。(出典:フィナンシャル・タイムズ) |
ロシアは、モスクワの食糧と肥料の輸出に障害があること、また、困窮国へのウクライナの穀物輸出が不十分であることを理由に、国連とトルコの仲介による合意に達してから1年後の7月に黒海穀物イニシアチブを放棄した。
ラブロフ外相はインドのニューデリーで開かれたG20サミット出席後の記者会見で、「我が国の穀物と肥料の輸出に対する障害を取り除くために必要な措置がすべて講じられれば、即日、黒海イニシアチブにおけるウクライナ関連条項の履行に復帰する」と述べた。
ロイターが今週入手した書簡の中で、国連はモスクワに対し、ルクセンブルクにあるロシア農業銀行の支店は国際決済システムSWIFTへの参加を即時申請できると伝えた。これにより「実質的に銀行は30日以内にSWIFTにアクセスできるようになる」ことになるが、ラブロフ外相は記者会見でこの考えを否定した。
同氏は、「(国連事務総長の)アントニオ・グテーレス氏を含め、誰もロシア農業銀行をSWIFTに再接続すると約束しておらず、同銀行のルクセンブルク支店は銀行免許を持っておらず、閉鎖する予定である」と強調した。
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