
レ・ミン・カイ副首相は、米国がベトナムの市場経済を早急に承認するよう提案した。写真:VGP
レ・ミン・カイ副首相は、今年は両国がハイレベル合意を履行した最初の年であり、両国関係はより深く、包括的、安定的かつ持続的に発展し続けるだろうと述べた。ベトナムにとって、米国は戦略的に重要なパートナーである。ベトナム政府は、米国が「強く、独立し、自立し、繁栄する」ベトナムを支持するという一貫したメッセージを高く評価しており、包括的戦略的パートナーシップに関するハイレベル合意および共同声明の内容に含まれる具体的な計画の実施に向けて、米国と協力する用意がある。
レ・ミン・カイ副首相は、米国がインド太平洋戦略や地域的取り組みを通じてアジア太平洋地域との責任ある協力を強化することを歓迎し、米国が引き続きASEANの中心的役割、ASEANと米国の包括的戦略的パートナーシップ、メコンと米国のパートナーシップを支持し、地域と世界の平和、安定、協力、発展、そして両国の利益に積極的に貢献し続けることを期待している。
ベトナムの市場経済国としての承認について議論したレ・ミン・カイ副首相は、大使に対し、引き続き強い発言力を持ち、米国がこの地位を早期に承認するよう働きかけることに貢献するよう求め、このプロセスが2024年のできるだけ早い時期に完了することを期待した。
レ・ミン・カイ副首相とマーク・E・ナッパー米国大使は、新たな状況における協力強化を促進するため、戦略的貿易管理やハイテクに関する問題についても協議した。
マーク・E・ナッパー米国大使は、ベトナム副首相が時間を割いて歓迎してくれたことに感謝の意を表し、2023年は両国間の二国間関係において最も重要な年であり、多くの高官訪問が行われ、その中で最も顕著なのは米国大統領のベトナム訪問であると語った。
今回の訪問において、両国の高官は関係を包括的戦略的パートナーシップへと格上げすることで合意しました。また、米国はベトナムとの協力に常に意欲的であり、準備が整っていることを明言しました。2024年には、両国は合意事項の履行に責任を負うことになります。米国は、共同声明、行動計画、半導体分野における覚書など、署名済みの文書の履行に尽力する意向です。
米国は、二国間関係、包括的戦略的パートナーシップ、そしてそれ以上のものを更に強化するという両国国民に対する約束を果たすために、ベトナムと緊密に協力していくことを期待しています。
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