ライルズは先月ロンドンでオブリーク・セビリアに次ぐ2位に終わったが、今週末ポーランドで行われるダイヤモンドリーグの100メートルでキシャネ・トンプソンと対戦する。
8月16日に行われたこの大会は、アメリカの短距離走者ライルズとジャマイカのライバル、トンプソンが2024年パリオリンピック以来初めて対戦した大会となった。12か月前のパリオリンピックでは、ライルズがトンプソンをわずか0.5秒差で破り、100メートルを9.79秒で走った。
ライルズは、来たるダイヤモンドリーグで大きな試練に直面することになる。トンプソンに加え、クリスチャン・コールマン、トレイボン・ブロメル、ケニー・ベドナレクも出場し、8月16日午後3時58分(現地時間)にスタート予定の100メートルレースは、ドラマチックな展開を見せるだろう。

オブリーク・セビリアがロンドン・ダイヤモンドリーグでの勝利を祝う(写真:ゲッティ)。
しかし、ボルト本人によれば、オリンピック出場資格を持つこれら5人の選手の誰も彼の「王座」を継承することはできないという。
ジャマイカの伝説的選手と比較されるアスリートは数多くいる。その中には、同じく才能豊かなオーストラリア人選手、ゴート・ゴートも含まれる。しかしボルトは、先月ロンドン・スタジアムで行われたロンドン・ダイヤモンドリーグでライルズを9.86秒差で破り優勝したセビリアに信頼を寄せている。
セビリアは昨年のパリ大会で金メダルを取ることを夢見ていたが、最後の20メートルで鼠径部を再発し、レースは8位で終了、ライルズが1位となった。
24歳の彼女は、2024年のオリンピックでの悔しさを埋め合わせるため、来月東京で開催される世界選手権で表彰台を目指すことになる。
セビリアは自身の能力に自信を持っており、昨年12月にグリーナー紙にこう語った。「2025年までに大きなことを成し遂げたいと思っています。メダル獲得を目標にしているので、来シーズンの目標は全てのカテゴリーでトップ3に入ることです。体調を整えて基準を満たすことができれば、問題なく競技に参加できると思います。」
ボルトは、100メートル記録更新の立役者として、ライルズではなくセビリアを選んだ。The Fix Podcastに出演したボルトは、「オブリークならできると思う。シーズンを通してコンディションを維持し、良いレースをすれば、きっとできる。彼にはそれを達成するだけのポテンシャル、能力があると確信しているからだ。オブリークは時々少し弱くなることがある。努力次第かもしれないが、十分にトレーニングすればできるはずだ」と語った。
ボルトはさらに、セビリアこそがジャマイカを男子短距離走のトップに返り咲かせる男だと付け加えた。「オブリークならできる。シーズンを通してコンディションを保ち、良い成績を残すことができればの話だが、彼にはそれを成し遂げるだけの素質と能力があると私は確信している。」
セビリア選手は今週末のポーランドでの100メートル走には出場しないものの、9月に東京で開催される世界選手権に向けて注目していく予定だ。
出典: https://dantri.com.vn/the-thao/usain-bolt-chon-nguoi-ke-nhiem-ngoi-vuong-tren-duong-chay-100m-20250815155609609.htm
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