ベトナム時間午後1時31分現在、ブレント原油先物は20セント(0.31%)上昇し、1バレル65.55ドルとなった。米国産ウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油先物は20セント(0.32%)上昇し、1バレル61.98ドルとなった。
一部のアナリストは、原油価格の上昇はテクニカルな回復によるものだと指摘。前日の取引でブレント原油とWTI原油がともに約1%下落し、ブレント原油は6月5日以来の安値で、WTI原油は5月30日以来の安値で取引を終えた。
世界の主要先進国7カ国(G7)財務相らは10月1日、ロシア産原油の購入を増やし続けている国や脱法行為を助長している国を標的に、ロシアへの圧力を強める措置を取ると発表した。
一方、世界最大の原油輸入国である中国の備蓄需要も原油価格を支え、下落幅を抑制した。
しかし、日産証券傘下の日産証券インベストメントのチーフストラテジスト、菊川博之氏は、米国の政府閉鎖が世界経済への懸念を高めているほか、石油輸出国機構(OPEC)とOPECプラスによる増産の可能性が市場心理に圧力をかけ、価格上昇を抑えていると述べた。
供給面では、サウジアラビアが市場シェアの回復を目指す中、OPECプラスは2025年11月に日量最大50万バレルの増産に合意する可能性がある。これは、2025年10月時点の3倍に相当する。これは、米国とアジアの需要が減少し始めているにもかかわらず実現するだろう。
米国エネルギー情報局(EIA)は10月1日、精製活動と需要の減少により、米国の原油、ガソリン、留出油の在庫が先週増加したと発表した。9月26日までの週の原油在庫は180万バレル増の4億1650万バレルとなり、ロイター調査の予想は100万バレル増加だった。
出典: https://baotintuc.vn/thi-truong-tien-te/gia-dau-tai-chau-a-tang-tro-lai-sau-3-phien-giam-20251002145747010.htm
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