コロンビア級潜水艦計画は今後も国防総省の優先事項であり続ける。
IHSジェーンズによれば、米海軍は、既存の艦隊を維持しながらバージニア級原子力高速攻撃型潜水艦(SSN)を引き渡すこと、またコロンビア級弾道ミサイル潜水艦(SSBN)の建造と引き渡しプログラムを予定通りに実施することに困難に直面している。
その中で、コロンビア級潜水艦は、米国艦隊のオハイオ級潜水艦を速やかに更新するという国防総省の優先事項であり続けている。
米国議会予算局(CBO)の最近の報告書によると、英米豪同盟(AUKUS)協定に基づくオーストラリアの潜水艦補給要件を満たすことは、米国の潜水艦隊の将来の目標とニーズに影響を及ぼす可能性が高いことが判明した。
「AUKUSについては多くの議論が行われており、当然のことながら、お客様をサポートするために全力を尽くします。しかし、現実には(潜水艦の)サプライチェーンは依然として脆弱な状態が続いています」と、ジェネラル・ダイナミクスのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高財務責任者(CFO)であるジェイソン・エイケン氏は述べています。ジェネラル・ダイナミクス・エレクトリック・ボートは、バージニア級潜水艦とコロンビア級潜水艦を製造する2社のうちの1社です。
エイケン氏は、同社は現時点ではAUKUS協定に基づき米国とオーストラリア両国の潜水艦需要を満たすために全力を尽くさなければならないと語った。
「潜水艦業界全体を、バージニア級潜水艦を年間2隻納入できるペースに戻すには、やるべきことが山積している」とエイケン氏は語った。同時に、コロンビア級潜水艦を年間2隻以上、そしてその後にAUKUSを納入するという目標も掲げた。
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