食料品価格の高騰と円安により、日本のコア消費者物価指数(CPI)は2023年に3.1%上昇するだろう。
1月19日に発表された公式データによると、昨年の日本のコアインフレ率(生鮮食品価格を除く)は3.1%となり、1982年以来の高水準となった。主な要因は、食品価格の高騰と円安による輸入品価格の上昇である。
コアインフレ率は12月単月で2.3%となり、11月の2.5%から低下しました。これは、日本銀行(日銀)の目標である2%を21ヶ月連続で上回ったことになります。
12月の数字は、ロイターが調査したエコノミストの予想とも一致した。 総務省によると、12月のホテル宿泊料金は59%上昇し、電気料金は20.5%下落した。
12月の統計はインフレの鈍化傾向を示した。大和総研のエコノミスト、中村加奈子氏は、2022年と比較して食品価格の上昇は鈍化していると述べた。輸入コスト、物流費、国内賃金の上昇により、食品価格は急騰している。
このインフレ率は、日本政府が企業に対し、経営者と労働組合の年次交渉を前に賃上げを促している中で発表された。また、市場は日銀が年初にマイナス金利政策を解除すると予想している。
「今、問題となっているのは、消費が加速して物価上昇を維持できるかどうかだ。消費の低迷はインフレ率を押し下げ、今年の2%目標の維持はより困難になるだろう」と、第一生命経済研究所のエコノミスト、新家芳樹氏は述べた。
しかし、日銀は来週の会合で金融政策を変更しないとの見方が広がっている。1年物金利は現在-0.1%となっている。
ハ・トゥ(日経アジアレビュー、共同通信による)
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