9月2日の建国記念日にハノイの街頭でベトナム軍のパレードが行われた - 写真:AFP
9月2日朝、ベトナムはバーディン広場で8月革命80周年と9月2日の建国記念日を祝う軍事パレードを実施した。
この行事はここ数十年で最大規模の軍事パレードの一つとされており、数万人の兵士、警察、民兵、そして大勢の歓声を上げる人々が集まった。
早朝から数万人がハノイ中心部に集結した。バーディン区周辺の通りが黄色い星が描かれた赤い旗で埋め尽くされ、誇らしげな歓声で溢れる光景は、国際メディアの注目を集めた。
英国の通信社ロイターはこれを「ここ数十年で最大の軍事パレード」と呼び、強い愛国心を示すとともに数千人の兵士を集め、装甲車、ヘリコプター、戦闘機など同国の最新鋭の軍事装備を披露した。
シンガポールのチャンネル・ニュース・アジアは、ハノイの通りに何万人もの人々が集まり、Su-30戦闘機やMi-171ヘリコプターから国産ドローンまで、さまざまな最新装備を見上げている様子を伝えた。
一方、フランスの通信社AFPによると、今回の出来事はベトナムが独立への誇りを強く主張していることを示しているという。
シンガポールのストレーツ・タイムズ紙も、ベトナム軍の活躍は国軍が防衛資源の近代化と多様化に向かっていることを示していると論評した。
権威あるシンガポールの新聞は、陸上のパレードや航空ショーに加え、潜水艦、軍艦、海軍航空機などを使ってベトナムの海軍力が公に展示されたのは今回が初めてだと強調した。
9月2日、ハノイで行われたベトナム建国記念日80周年記念軍事パレード - 写真:ロイター
カタールのアルジャジーラは、これは重要な記念日に団結と国家の誇りを示すものだと伝えた。
日本のジャパンタイムズ紙は、軍人と民間人約4万人が早朝から行進し、秩序ある慎重な準備と赤い旗の光景を強調し、まれに見る壮大な規模を見せたと報じた。
一方、タイムズ・オブ・インディア紙は、ベトナムの荘厳でありながらダイナミックな雰囲気に注目した。戦車や特殊ミサイル車両の車列が若者の歓声とともに進み、多くのベトナムの若者が国旗を掲げ、ミルクティーを飲んでいる様子は、現代の都市生活と愛国心が交差する鮮明なイメージを示している。
9月2日の建国記念日にハノイの街を「青いベレー帽」をかぶった女性兵士たちが行進する - 写真:AFP
さらに、大規模な囚人恩赦や国民への現金寄付といった他の活動も国際メディアで積極的に取り上げられました。国際メディアは、これらをベトナムがこの機会に伝えたかった人道的かつ連帯的なメッセージの一部だと評しました。
国際メディアは総じて、この出来事がベトナムのたゆまぬ努力の象徴であると強調しました。これは輝かしい歴史を振り返る機会であるだけでなく、今日のベトナムが近代化と統合への道を着実に歩んでいることを改めて示すものでもあります。
Tuoitre.vn
出典: https://tuoitre.vn/le-dieu-binh-mung-quoc-khanh-2-9-cua-viet-nam-gay-an-tuong-voi-truyen-thong-the-gioi-20250902152515615.htm
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