クレムリン報道官ドミトリー・ペスコフ氏(写真:スプートニク)。
「この選択がNATOの全体的な方向性に何らかの変化をもたらす可能性は低い。現時点では、NATOは我々にとって敵同士の同盟だ」とクレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は述べた。
クレムリンの声明は、オランダのマーク・ルッテ首相がイエンス・ストルテンベルグ氏の後任として次期NATO事務総長に就任することが承認された直後に出された。
ルッテ氏は来年10月に就任するが、ウクライナで戦争が続く中、この軍事同盟に対する米国の姿勢については予測不能な見通しもある。
観測者らは、ルッテ氏の新ポストでの主な任務は、NATO加盟32カ国間の利害対立を調整して組織の発言力を統一し、特にロシア・ウクライナ紛争という「難題」を解決することだと指摘している。
しかし、問題は、ルッテ氏がロシアのプーチン大統領を頻繁に厳しく批判し、ウクライナの忠実な同盟者でもあることだ。
彼の見解は、2014年にウクライナ上空で発生したMH17便撃墜事件に大きく影響を受けた。この事件では、オランダ国民196人を含む298人が死亡した。オランダはこの事件の責任をロシアに押し付けた。
またルッテ氏は、NATOはモスクワに対抗するために強力でなければならない、また他のEU首脳はロシアに関して「甘い考えであってはならない」と宣言して波紋を呼んだ。
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出典: https://dantri.com.vn/the-gioi/nga-noi-chinh-sach-cua-nato-kho-thay-doi-duoi-thoi-lanh-dao-moi-20240626195211191.htm
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