韓国外務省は1月3日、年次外交白書を発表し、北東アジア3カ国と米国との関係について言及した。
韓国の外交白書は3年連続で日本を「最も近い隣国」と表現した。(出典:IC) |
白書の序文で、韓国の朴鎮外相は「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の政権は就任以来、積極的な高官級外交を通じて韓米関係を史上最高水準に高めるためにあらゆる努力を惜しんできた」と記した。
同外交官はまた、インド太平洋戦略の開始を強調し、これを外交範囲を拡大し、共通の価値観を共有する国々との連帯を強化する韓国初の包括的な地域戦略と呼んだ。
北朝鮮に関して、韓国外務省は、隣国が「前例のない」レベルで核・ミサイル実験を続ける中、韓国は平壌を非核化の道に導くよう努めていると述べた。
白書は、北朝鮮の動きにより、米国、韓国、日本の3カ国が2022年に協力を強化し、尹錫悦大統領が2022年5月の就任からわずか6か月以内に残りの首脳と2回の3カ国首脳会談を開催したと指摘した。
日本との関係については、ソウルは、1910年から1945年にかけての日本による朝鮮半島統治下での強制労働問題で緊張した日本との二国間関係の改善に努めると明言した。
白書は「韓国と日本は自由、人権、法の支配といった普遍的価値を共有し、安全保障、経済、世界的課題で共通の利益を追求している最も近い隣国であり協力パートナーである」と指摘した。
この文書では、日本を「最も近い隣国」と表現し、東京を指して「協力パートナー」という表現を加えるのは3年連続となる。
一方、今年の韓国外交白書では、中国は韓国の「隣国」であり最大の貿易相手国であるとともに、北朝鮮の核問題の解決過程における「主要な協力パートナー」であるとも考えられていた。
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