スペインサッカー連盟(RFEF)の会長は、先週末の2023年女子ワールドカップ決勝でスペイン女子代表がイングランドに勝利した後に、代表選手のジェニ・エルモソの唇にキスをしたとして激しく批判されている。
RFEFのルイス・ルビアレス会長が辞任の危機に直面
46歳のルビアレス氏は当初、批判に対し反論した後、謝罪した。しかし、ルビアレス氏の行動に対する批判は収まっていない。ルビアレス氏への措置を求める圧力が高まる中、RFEFは8月25日に緊急会議を招集し、この事件に関する内部調査を開始した。
スペインのスポーツ大臣であり、スペインスポーツ評議会(CSD)会長でもあるビクトル・フランコス氏は、RFEFが行動を起こさない場合、スペインスポーツ評議会も行動を起こすと述べた。CSDは、この件をスペインスポーツ行政裁判所に提訴する可能性がある。「私は連盟に対し、報告書は透明性があり、かつ緊急性があるものでなければならないと個人的に伝えました。そうでなければ、我々は追加措置を取らざるを得なくなります」とフランコス氏はカデナ・セル・ラジオに語った。
ルイス・ルビアレスは、2023年ワールドカップ決勝で優勝した後、スペイン女子チームを抱きしめた。
スペインのペドロ・サンチェス首相は8月22日、物議を醸したキス事件についてルビアレス選手の謝罪だけでは不十分だと述べた。ルビアレス選手が女子選手の唇にキスをした行為は、 世界中から批判を浴びた。母国スペイン国内でも、複数の国内クラブがRFEF会長の辞任を求めている。
この事件は、2023年オーストラリア・ニュージーランドワールドカップにおけるスペイン女子代表の歴史的な道のりに、いくぶんか影を落とした。ジェニ・エルモソ率いるチームメイトたちは、8月20日にシドニー(オーストラリア)で行われた決勝でイングランドを1-0で破り、スペイン女子サッカー史上初のワールドカップ優勝を成し遂げた。
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