ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアは、ミラノにある長い歴史を持つショッピングモールです。
都市住民の明るいエネルギー
イタリア人は活発で寛大、心が広く、外交的で社交的だとよく言われます。イタリアで最初の目的地であるミラノでも、まさにその通りでした。深夜近く、電車が遅れてミラノに到着したため、宿泊先への移動にかなり戸惑いました。ホームステイ先は駅の近くにあったものの、土砂降りの雨のため道に迷ってしまいました。幸運なことに、人通りの少ない道で出迎えてくれた若い男性が、熱心に助けてくれてホームステイ先まで連れて行ってくれました。
地下鉄やバスで街を巡ると、地元の男の子や女の子たちが自由に話し、笑い、体の動きやイントネーションで感情を表現する様子を見て、イタリア人の気質をさらに強く感じます。私たちは静かに観察し、彼らの生き生きとした会話から発せられる喜びのエネルギーを感じ取ります。街で最も賑やかな観光スポットでは、雰囲気はさらに活気づきます。ドゥオーモ広場から周辺の小さな通りまで、ミラノで最も有名なカフェや伝統的なパン屋など、至る所で優雅で気さくな人々が楽しそうに語り合っています。レストランや道を尋ねると、彼らはいつも熱心に答え、詳細な説明をしてくれます。
ドゥオーモ広場のゴシック様式の建物
芸術の虚栄
イタリア人の気質と芸術の昇華との間には、何か関係があるのでしょうか? イタリアの芸術は、絵画から彫刻、 音楽、建築に至るまで、その情熱的な魂によって人間的なレベルにまで高められてきました。そして、そのイタリア芸術のエッセンスの一部がミラノに息づいています。建築と彫刻の芸術を探求するためにミラノを訪れるなら、街の中心部にあるドゥオーモ広場、ミラノの中心地へ必ず足を運んでください。
この広場はミラノ大聖堂(イタリア語の正式名称はドゥオーモ・ディ・ミラノ)にちなんで名付けられました。この教会は、ヨーロッパだけでなく世界で最も壮麗で壮観な大聖堂のリストに常に名を連ねています。広場に足を踏み入れ、遠くからその建造物を間近に眺めた時の私の最初の感情は圧倒されました。教会の屋根を見上げ、青い空に向かってそびえ立つ白い石の尖塔の森は、私の心に深く刻まれた壮大なイメージです。アメリカの作家でジャーナリストのマーク・トウェインは、1867年に初めてここを訪れた際、「何という驚異だろう! なんと壮大で、なんと荘厳で、なんと広大だ! それでいて、なんと繊細で、なんと軽やかで、なんと優雅なのだろう!」と感嘆しました(出典: visit-Milano.net )。
優美な建築的特徴に加え、この建造物は3,000体以上もの装飾彫像を備え、その中には100体近くの動物の頭像も含まれています。5世紀以上にわたる建設期間を経て完成したこのゴシック様式の建造物は、様々な国から集まった約80名の才能あるヨーロッパ建築家たちの構想の結晶です。
ミラノ大聖堂の壁にある精巧な石の彫刻
教会内を散策する方法は様々です。中に入るか、チケットを購入して屋上に上がり、ミラノの街並みを上から眺めることもできます。ただし、訪れる人が多いため、セキュリティチェックやチケット購入の列に並ぶのにかなり時間がかかります。私は教会の周りを歩き回り、石に刻まれた精巧な彫刻を間近で鑑賞することにしました。また、教会の前に立って広場の賑やかな人々を眺めるのも、ミラノを体感できる興味深い体験です。
教会からすぐのところに、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアという複合施設があります。19世紀後半に建てられたショッピングセンターですが、その建築は感嘆する価値があり、深く学ぶ価値があります。ガラス張りのドーム型の通路、モザイク模様の床、精巧な彫像が並ぶ柱や壁など、壮麗な宮殿のような建物です。有名高級ブランドが集結しており、ショッピング好きの方ならきっと満足することでしょう。眺めているだけでも目を楽しませてくれます。また、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアは、定期的にパフォーマンスが行われるアートの集いの場であり、アーティストや音楽、ファッションなどを愛する人々が集う場所です。
イタリア北部の都市ミラノには、発見すべきもの、学ぶべき場所がたくさんあります。ベトナム航空は2025年7月にハノイからミラノへの直行便を就航させる予定です。現在、ベトナム航空は非常に魅力的な価格でセールを実施しています。ウェブサイトwww.vietnamairlines.comで情報をご覧になり、来年の夏のミラノ旅行を計画してください。
出典: https://heritagevietnamairlines.com/trai-tim-milan/
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