VChK-OGPUニュースサイトはロシア治安部隊内部から得たと思われる情報を引用し、現地時間午前11時頃、ロシアのベルゴロド州付近で飛行機が墜落する直前に、飛行機から「奇妙な」物体が飛び出したと目撃者が報告したと伝えた。
ウクライナ内務大臣顧問のアントン・ゲラシチェンコ氏は、墜落前にIl-76から「複数の大きな物体」が落下したと述べた。それらの物体が何であったかは、まだ明らかになっていない。
ゲラシチェンコ氏は、当局が墜落現場を封鎖し、地元住民が現場に近づくことを禁止したと述べた。
ウクライナ人囚人65人を乗せたロシア機が墜落
事故の原因は依然として不明である。ロシア国防省は、 Il-76機がウクライナ人囚人をロシア・ウクライナ国境地帯へ移送する際に、乗員乗客74人全員が死亡したと発表した。うち65人はウクライナ人囚人だった。
モスクワはキエフがミサイルを使って同機を撃墜したと非難し、これを「テロ行為」と呼んだ。
ロシア国防省は、「ウクライナ指導部は、慣例に従い、ウクライナ軍捕虜が本日、 軍用輸送機でベルゴロド空港に移送され、交換が行われることを十分承知している。以前の合意によれば、交換は午後、ロシア・ウクライナ国境のコロティロフカ検問所で行われる予定だ」と述べた。
ロシアの独立系ニュースサイト「ザ・インサイダー」も、ロシアの捕虜交換手続きに詳しい情報筋の話として、墜落当時、捕虜となったウクライナ軍兵士らがIl-76に搭乗していたと報じた。
一方、ウクラインスカ・プラウダ通信は、ウクライナ軍の匿名の情報筋を引用し、同機はロシアのS-300防空システム用のミサイルを輸送していたと伝えたが、捕虜については言及しなかった。
ウクライナは、当局が事件を捜査中であり、国際的な調査を求めたと述べた。
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