オートショー2023:電気自動車メーカーの熾烈な競争。(出典:ブルームバーグ) |
今年の2023年モーターショーに参加するメーカーの約41%はアジアに本社を置いており、電池・電気自動車メーカーのBYD、CATL、XPengなど中国企業の数は2倍以上となっている。
ドイツの大手自動車メーカーや、中国のLeapMotors社、Horizon Robotics社を含む中国とドイツの出展者は、9月6日〜7日に開催される中国電気自動車カンファレンスで講演を行う予定だ。同カンファレンスは中国国外で開催される初のIAAの一部となる。
価格競争は会議の主要テーマとなり、米自動車メーカーのテスラは改良型モデル3を披露する。同モデルは10月から欧州で4万2990ユーロ(4万6400ドル)で発売される予定だ。
一方、メルセデス・ベンツはコンパクトカー「CLA」を、BMWは「ノイエ・クラッセ」を発表する。両社とも、生産コストを半減させながら、航続距離の延長と燃費向上を目指している。
フォルクスワーゲンは9月3日、電気自動車ブランド「CUPRA(クプラ)」のショーケースを開催し、同社の新たなデザイン重視のアプローチを概説しました。フォルクスワーゲンのデザイン責任者は、ブランドの10人のCEOとより緊密に連携し、より強力な差別化を目指しています。
「かつてはドイツ自動車産業が極めて強い立場を示すショーだったが、今では世界中の、特に中国からの進歩的な競争者たちが対等に競い合う場となっている」と、コンサルティング会社オリバー・ワイマンの専門家ファビアン・ブラント氏は語った。
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