フォンチャコミューン(ハティン省フォンケー郡)には、総面積152ヘクタールの茶畑があります。近年、気温が40度前後に及ぶ干ばつがピークを迎え、「火の皿」とも呼ばれるこの土地は深刻な被害を受けています。
猛暑により茶の木は乾燥し、枯れてしまいました。フォンチャ村人民委員会の統計によると、灌漑用水が供給されている茶畑はわずか80ヘクタールで、残りの畑では干ばつ対策の計画がありません。
ホアン・ゴック・トアンさん(64歳、フォンチャコミューン、タイチャ村在住)の家族は、約7,000平方メートルの茶畑を所有しています。トアンさんによると、この地域では1ヶ月以上雨が降らず、茶の木のてっぺんが焼け、ほぼ全域の葉が枯れてしまったそうです。
茶葉を守るため、トアン氏の家族は昼夜を問わず稼働するポンプシステムと自動灌水ノズルに投資した。
「おかげで茶の木は完全には焼け落ちませんでした。しかし、この状況が続けば深刻な水不足に陥るでしょう。約2か月間、茶の芽が収穫できず、 家計に支障をきたしています」とトアンさんは嘆いた。
フォンチャコミューンナムチャ村では、レ・ティ・ハイ・イエンさん(48歳)の家族が6,000平方メートルの茶樹を守る方法を模索しています。イエンさんの家族と他の3世帯は資金を出し合ってポンプを購入し、2キロ以上離れた小川からホースを引いて灌漑用の水を確保しました。
「茶の木に水分を与え、干ばつを防ぐために、積極的に除草や鍬入れをしなければなりません。ここ数ヶ月、茶が育たず収入が減っています。水を汲み上げるための電気代もかかっているのは言うまでもありません」とイエンさんは語った。
スアンチャ村人民委員会のトラン・スアン・フォン副委員長は、村政府は1か月以上前から20.4茶業企業と連携し、ポンプを動員して各家庭が池、湖、ダム、井戸に貯まった水を汲み上げて茶の木に灌漑できるように支援してきたと語った。
スアンチャコミューンの副主席によると、干ばつ対策が緊急に実施されており、さもなければ焼けた茶の面積が拡大してしまうだろうとのこと。
「村は灌漑用水が不足している茶畑を救うための解決策も模索している」とトラン・スアン・フォン氏は語った。
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