ロシアのチェチェン共和国の指導者ラムザン・カディロフと息子のアダム・カディロフ(写真:コムソモリスカヤ・プラウダ)。
ロイター通信によると、先週16歳になったアダム・カディロフ氏は、新たに編成されたロシア軍大隊のオブザーバーに任命された。
具体的には、ロシア国家親衛隊チェチェン支部の責任者でロシア国会議員でもあるアダム・デリムハノフ氏は、アダム氏がライフル大隊の監視員に任命されたと述べた。
「今回の任命は、アダム氏がチェチェン国民の宗教的、家族的、文化的価値観の維持に大きく貢献したことの当然の結果だ」と、カディロフ氏に次ぐチェチェン第二の高官とされるデリムハノフ氏は述べた。
ロシア国営メディアは、チェチェンライフル大隊が今月初めに編成されたと報じた。同部隊は現在、ロシア国防省傘下の部隊に所属している。
今月初め、カディロフ氏の最高警備責任者の一人、ザミド・チャラエフ氏は、アダム氏がチェチェン指導者の警備責任者に任命されたと述べ、これによりアダム氏は父親の最高警備員の一人となることになる。
チェチェン議会のマゴメド・ダウドフ議長は、「アダムは、カディロフ家とチェチェン国民全体の最もふさわしい代表者であることを実践で示し、証明した」とコメントした。
同氏は、アダムは確固とした性格、信念を持ち、「我が国と祖国全体」に貢献したいという誠実な願望と大志を持っていたと述べた。
チェチェン共和国はイスラム教徒が多数を占める地域です。ロシア連邦の一部ではあるものの、モスクワからかなりの自治権が与えられています。
47歳のカディロフ氏は、ウクライナにおけるロシアの軍事作戦を強く支持してきた。昨年、ウラジーミル・プーチン大統領の命令により、ロシア国家親衛隊中将に昇進した。
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