88分にフー・トー選手がゴールを決め、グアムはシンガポールと1-1の引き分けに持ち込み、2023年AFC U23選手権で初勝ち点を獲得した。
グアムの選手(黒シャツ)は、88分に同点ゴールを決めた後、シンガポールのゴールキーパーからボールを奪おうとしている。写真:ヒュー・ルオン
今日の午後、ベト・トリ・スタジアムで行われたシンガポール戦は、試合を支配し、幾度となく攻撃を仕掛けたが、決定機を迎えたのは62分になってからだった。ストライカーのジコス・ヴァシリオスがペナルティエリア内でゴールキーパーのジョン=マイケル・ギドロスにファウルされ、シンガポールにPKが与えられた。開始11メートル地点からファルハン・ズルキフリが正確なキックで先制点を奪った。
シンガポールは得点を守り抜くためにスローイングで主導権を握ったが、グアムは残り5分で予想外の得点機を作った。88分、左サイドからのスローインからクインシー・ウォーカーがペナルティエリア内にヘディングでボールを運び、リキ・メイヤーが飛び込んでヘディングシュートを決め、同点に追いついた。スコアは1-1で試合は終了した。
これはグアムにとってU23アジア予選初出場にして初ゴール、初得点となった。選手とコーチングスタッフはこの快挙を熱狂的に祝った。
シンガポール(赤シャツ)はグアム戦の初勝利を試合終了間際に逃した。写真:ヒュー・ルオン
ドミニク・ガディア監督は、この引き分けは意義深いものであり、努力の成果だと語った。試合前のミーティングで、35歳のガディア監督は選手たちに、勝利と得点への信念を持つようにと伝えた。
「我々は遊びに来たわけではない」と、ベト・トリ・スタジアムでの試合後記者会見で彼は語った。「チーム全体が努力を続け、勝利するためにもっと学ぶ必要がある」
2試合を終えた時点で、グアムはシンガポールと勝ち点が同点だが、得失点差で劣っている(-3に対して-6)ため、グループCの最下位となっている。この結果により、ベトナムとイエメンが決勝トーナメント1回戦に早く進出するチャンスが生まれた。もし両チームが終盤の試合に勝利した場合、フィリップ・トルシエ監督率いるグアムは、勝ち点3を獲得しているものの得失点差で劣勢に立たされているイエメンと対戦することになる。
ヒュー・ルオン
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