レバノン保健省は10日夜、イスラエル軍が首都ベイルート中心部の2か所を攻撃し、22人が死亡、100人以上が負傷したと発表した。
これは、イスラエルが2週間前にベイルート中心部におけるヒズボラへの空爆を強化して以来、最も多くの死者を出した攻撃となった。スンニ派とシーア派のイスラム教徒が主に居住するバスタ地区では、4階建ての古い建物2棟が倒壊した。
イスラエルは過去2週間、ヒズボラの拠点であるベイルート南部郊外を繰り返し攻撃してきた。10月10日夜の攻撃は、市内中心部が空爆の標的となった3度目の攻撃となった。
これは、 平和維持活動の一部の拠点から要員を「移動」させたいというイスラエルの要請を拒否したと発表した先週以来、平和維持活動によって報告された最も深刻な事件となった。
南レバノンに約1万人の平和維持部隊を駐留させているUNIFILは、ほぼ1年にわたる国境を越えた戦闘の後、イスラエルとレバノンのヒズボラ間の緊張が9月23日に高まって以来、停戦を呼びかけている。
同日、カタールのシェイク・モハメッド・ビン・アブドルラフマン・ビン・ジャシム・アル・サーニー首相兼外相はドーハでイランのアラグチ外相と会談し、二国間関係や地域における最近の動向について協議した。
カタール外務省によると、会談中、シェイク・ムハンマド首相は、特にガザ地区とレバノンの情勢といった地域の最新情勢について言及した際、中東における暴力の連鎖を緩和し、拡大を回避するために、地域的および国際的な共同努力を促進する必要性を強調した。首相は、地域および国際レベルでの安全と安定を強化するためにあらゆる努力を尽くすというカタールの完全なコミットメントを改めて表明した。一方、イランのアラグチ外相は、地域は緊密な協議と共同の努力を通じて取り組むべき重大な課題に直面していると評価した。
同じく10月10日、イラン外務省報道官のエスマイル・バガエイ・ハマネ氏は、アラグチ氏とシェイク・ムハンマド氏が二国間関係と地域問題について「重要な協議」を行ったことを強調した。また、ガザ地区への「致命的な攻撃」やレバノン領への空爆を阻止することにより、地域を災害から守るために最大限の努力を払うのはすべての国の責任だと付け加えた。
VNAによると
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出典: https://www.sggp.org.vn/israel-khong-kich-trung-tam-thu-do-beirut-cua-liban-22-nguoi-thiet-mang-post763112.html
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