マージョリー・グリーン下院議員は、マイク・ジョンソン米下院議長の解任を提案し、同議長の失職につながる可能性のある手続きを開始した。
共和党強硬派のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員は3月22日、マイク・ジョンソン下院議長が共和党議員の多くを無視して、3月23日早朝から米国政府閉鎖のリスクを回避するための1兆2000億ドルの予算案を可決したことを受け、ジョンソン下院議長の弾劾動議を提出したと発表した。
この動きは共和党強硬派の不満を招いている。「この法案はアメリカ国民への裏切りだ」と彼女は述べた。
マイク・ジョンソン氏は2023年10月25日に米国下院議長に就任した。写真:ロイター
予算案は米下院で賛成286票、反対134票で可決され、2024年度の米国政府支出規模に関する6カ月以上に及ぶ議論に終止符が打たれた。これにより、現在約34兆6000億ドルに達している米国の公的債務は引き続き増加することになる。
米国上院は、米国政府機関の一部閉鎖前に法案を可決するために数時間を要する。
弾劾案は共和党内の保守派とドナルド・トランプ前大統領の熱烈な支持者との間の党内抗争を再燃させる可能性もある。
米下院議長はこの情報についてコメントしていない。
昨年初めに可決された規則では、どの議員も議長の罷免を請願することができ、下院は2日以内にその動議を採決しなければならない。ジョンソン議長が議長職にとどまるには、下院議員435名のうち少なくとも218票の賛成が必要となる。
共和党のマイク・ジョンソン氏が2023年10月25日、第56代米国下院議長に選出され、ケビン・マッカーシー上院議員の解任後3週間続いた混乱に終止符を打った。52歳のジョンソン氏は、委員会の議長を務めたこともなく、下院で要職を歴任したこともなく、1世紀以上で最も経験の浅い下院議長である。
ヴー・アン(ロイター、AFP通信)
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