クロアチアのゴルダン・グルリッチ・ラドマン外相が、EU外相会議で撮影されたこの写真でドイツのアンナレーナ・バーボック外相にキスしようとしている。
AFPが11月4日に投稿した動画には、65歳のラドマン氏が42歳のベアボック氏の手をつかみ、キスしようとする様子が映っている。ベアボック氏は即座に反応し、顔を背けた。
この事件は、ドイツのベルリンで開かれた欧州連合(EU)会議に出席していた外相らが恒例の集合写真を撮るために位置に立っていたときに起きた。
ビルト紙によると、この気まずい状況は、他の外相らがキスを交わした後にラドマン外相が遅れて到着したことが原因だったという。ベアボック外相の代表団メンバーは、この出来事は単に「急いで挨拶を交わすためのぎこちない仕草」だったと説明した。
しかし、この動画はすぐにネット上で拡散し、特に国内世論の間でクロアチア外相に対する否定的な意見が広がることになった。
クロアチアの主要新聞「ジュタルニ・リスト」は、この事件を「恥ずべきこと」と見出しで報じ、ラドマン氏は女性同僚に謝罪すべきだと主張した。
「女性に無理やりキスするのも暴力ではないのか?」とクロアチアの元首相ヤドランカ・コソル氏はX(ツイッター名)に書き込んだ。
クロアチア議会男女平等委員会の委員であるイヴァナ・ケキン氏は、今回の出来事はラドマン氏が「 外交スキル、基本的な儀礼やプロトコールに関する知識を欠いている」ことを改めて示していると述べた。
批判に直面したラドマン氏は「もし誰かがこれを不適切だと感じたなら、謝罪する」と述べたが、最近起きたドイツ外相へのキスについては何も異常なことはなかったと主張した。
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