ミャンマーのシャン州の寺院で警備にあたる反政府勢力のメンバー(写真:AFP)。
アルジャジーラは1月12日、ミャンマー軍事政権のザウ・ミン・トゥン報道官の発言を引用し、同国政府は数カ月に及ぶ激しい戦闘の末、中国の支援を受けて反政府勢力との停戦合意に達したと報じた。
「停戦合意についてさらに協議し、強化していく予定です。ミャンマーと中国の間で国境検問所の再開に向けて更なる協議を行っていきます」とザウ氏は確認した。
反政府勢力のリーダーも停戦合意に達したことを確認し、協議には中国からの特使が参加していたと付け加えた。
中国外務省は、1月10〜11日に中国の昆明市で和平協議が行われ、双方が「直ちに停戦し、戦闘を停止する」ことで合意したと発表した。
この合意に基づき、反政府勢力は居住地やミャンマー軍基地への攻撃を行わないことに同意した。その見返りとして、ミャンマー軍は反政府勢力に対する空爆、爆撃、重火器による攻撃を停止する。
ミャンマー政府軍と反政府勢力間の戦闘は10月下旬から激化している。特に中国との北部国境沿いでは戦闘が激化し、30万人以上が避難を余儀なくされている。
中国政府は先月、両国が暫定停戦に達し、対話を継続していると発表した。しかし、シャン州をはじめとするミャンマーの地域では戦闘が続いており、反政府勢力は先週、中国国境の町ラウカイを制圧した。
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