ロイター通信によると、アイリーン・キャノン判事の上記の命令により、秘密文書事件に関するトランプ氏の裁判は、2024年11月の米国大統領選挙の6か月弱前に行われることになる。
ジャック・スミス特別検察官率いる米連邦検察官は7月18日、キャノン氏に対し今年12月に裁判を予定するよう求めたが、トランプ氏の弁護士は裁判の日程を設定する必要はないと述べた。
スミス氏は2022年11月、メリック・ガーランド米司法長官から、秘密文書事件や2020年米大統領選挙の結果を覆そうとする動きなど、トランプ氏に関わる米司法省の2つの調査を監督するよう任命された。
ドナルド・トランプ前米大統領は7月15日、フロリダ州でのイベントで演説した。
キャノン判事は当初、裁判を8月14日に設定したが、両陣営は準備に時間が必要だとしてこの日に反対した。スミス氏の弁護団は12月11日までの延期を求めた。
機密文書事件では、トランプ前大統領とその補佐官ウォルト・ナウタ氏が起訴された。7月10日、両氏の弁護団はキャノン判事に対し、刑事裁判の延期を求める申し立てを行った。
トランプ大統領、連邦秘密文書事件で無罪を主張
弁護士らは、トランプ氏は「米国大統領選に出馬しており、現在は共和党の候補者になる可能性が高い」ため、「この作業には多大な時間と労力が必要であり、その努力は2024年11月5日の選挙まで続くだろう」と主張した。
ロイター/イプソスの最新世論調査によると、トランプ氏は依然として2024年大統領選の共和党候補争いでトップを走っており、党内の支持率は47%で、フロリダ州知事のロン・デサンティス氏の19%を大きく上回っている。
7月17日に終了した7日間の世論調査では、トランプ氏の支持率が、共和党支持者の43%が支持していた6月のロイター/イプソス調査から上昇していることが示された。
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