悪性骨腫瘍を患い、腫瘍が大腿骨全体に浸潤していた少年が、ヴィンメック国際総合病院の医師らによる手術を受けました。この手術では、患者自身の大腿骨全体を3Dプリントされた材料で置換しました。手術は成功し、悪性腫瘍は完全に摘出され、命が救われただけでなく、四肢も温存されました。術後、患者は理学療法のサポートを受けながら、自力で二足歩行できるようになりました。
これは、 世界最年少の癌患者が、患者一人ひとりに合わせてカスタマイズされた3Dプリント材料を用いて大腿骨全体を置換する手術です。また、完全に国内で設計・製造された初のバイオメディカル製品でもあり、ベトナムにおける精密医療の応用において重要な一歩を踏み出すものです。デバイスの自社製造は、治療における積極的な対応を可能にするだけでなく、ベトナム医療の新たな方向性を切り開くものでもあります。
(TTXVN/ベトナム+)
出典: https://www.vietnamplus.vn/thay-toan-bo-xuong-dui-cho-benh-nhi-ung-thu-nho-tuoi-nhat-the-gioi-post1043613.vnp
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