アラブの新聞「ウィンウィン」によると、インドネシアに対する大勝は罠である可能性があり、イラクは2026年ワールドカップ予選のグループFの第2ラウンドでベトナムを圧倒できると誤って考えてしまうという。
「イラクの問題は、インドネシアを圧倒した後、選手たちがベトナム戦に臨む際に自信過剰になっている可能性があることだ」と、 Winwinのライター、サラム・アルマナシール氏は述べている。「ベトナムはインドネシアとは全く異なる、より組織的で攻撃的なプレースタイルを持っている。インドネシア戦での勝利は、イラク自身にとって罠となる可能性がある。」
イラクの選手アリ・ジャシム(左)は、2023年11月20日の夜、 ハノイのミーディンスタジアムに慣れるために練習している。写真:ヒュー・ルオン
アル・マナシール監督は、ミーディン戦でのヘスス・カサス監督に対し、守備に重点を置く戦術に変更するよう助言した。「イラクは攻撃を考える前に、最初の数分間は耐える必要がある」と記事は述べている。
イラクはバスラで行われたグループFの開幕戦でインドネシアを5-1で破り、一方ベトナムはマニラでフィリピンを2-0で破った。FIFAランキングによると、ベトナムはインドネシアより51位、イラクはフィリップ・トルシエ率いるインドネシアより26位上位に位置している。本日ミーディンで行われる試合は、2024年3月に次の2試合が行われるまで、どちらのチームがグループ首位に立つかを決定することになる。
カサス監督も試合前にベトナムの組織的なプレーを称賛した。アル・アラブ紙は、カサス監督がベトナムの強みは「選手たちの技術に加え、ボトムアップでボールを展開する能力」にあると述べたと報じた。
アル・マナシール氏が言及した「罠」は、イラクがハノイで直面する3つの課題の一つに過ぎない。アラブ系新聞の記者は、天候とイラクの守備の弱さも、対戦相手にとって問題となるだろうと指摘した。
イラクの選手とコーチはハノイの天候は問題ないと述べたものの、現地メディアは依然として懸念を示している。今日のハノイの日中の気温は約27~28度で、夕方や夜には17~18度まで下がることがある。そのため、今日のハノイは、イラクの首都バグダッドの気温が約13度であるのに対し、より暖かいと言える。
守備陣では、イラクは身長188センチのセンターバック、サード・ナティークを負傷で欠いている。ナティークは代表チームで8年間の経験があり、通常は確実に先発出場する選手だ。ナティークの欠場により、カサス監督は左サイドバックのアリ・アドナンをセンターバックとして起用せざるを得なくなった。イラクのパッチワーク的な守備は、この試合の弱点となる可能性がある。
ホアン・アン
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