カルロ・アンチェロッティ監督によると、レアル・マドリードはチャンピオンズリーグ準決勝第1戦のバイエルンとの2-2の引き分けでベストのプレーができなかったという。
「バイエルンはベストの力を発揮したが、我々はまだだ。だが、来週にはそれを示す時間がある」と、レアルの監督は4月30日夜、アリアンツ・アレーナで行われた試合後に語った。「これは良い結果だが、両チームにまだチャンスは残っている」
バイエルンが立ち上がり優勢だったが、レアルはトニ・クロースがヴィニシウスにパスを出し、ヴィニシウスがゴールキーパーのマヌエル・ノイアーを破って先制点を挙げた。後半に入ると、ホームチームはチャンスをものにし、流れを変えた。まずバイエルンはレロイ・サネが突破してニアコーナーにシュートを決め、1-1の同点に追いついた。その後、ルーカス・バスケスがジャマル・ムシアラをファウルしたことを受け、ハリー・ケインがPKを決めて2-1とした。しかし、レアルは幸運にも敗北を免れた。83分、DFキム・ミンジェがロドリゴをファウルしたことを受け、ヴィニシウスがPKを決め、2-2の同点に追いついた。
アンチェロッティ監督率いるバイエルンは、4月30日夜、アリアンツ・アレーナで行われたチャンピオンズリーグ準決勝第1戦でレアル・マドリードと2-2の引き分けに終わった。写真:ロイター
アンチェロッティ監督によると、レアルは前半、バイエルンに先制された後にプレッシャーを強めたものの、期待されたほどの強度で守ることができなかったという。また、バイエルンがサネに同点ゴールを狙う素晴らしいシュートチャンスがあったことを認めつつも、バイエルンのウインガーがペナルティエリア内で自由に突破し、シュートを決めたのはレアルの守備陣のミスだったと指摘した。
昨日、ヴィニシウスは以前のようにサイドではなく、真の9番のようにインサイドでプレーし、ダブルゴールを決めた。クロースのスルーパスを受ける動きは印象的だった。「ヴィニシウスはボールを持っていない状態で動き、ディフェンダーの背後を狙うことを習得した。相手ゴール前でも非常に冷静だ」とレアルの監督は付け加えた。
後半途中のクロースの交代について、アンチェロッティ監督はチームに新たな活力が必要だったと説明した。また、75分にジュード・ベリンガムをけいれんのため交代させたことも明かした。
アンチェロッティ監督は、5月8日にベルナベウで行われる第2戦でバイエルンに勝利したいと考えている。彼はファンに対し、これまでの勝利の時のように、スタジアムに足を運び、声援を送り、鼓舞してほしいと呼びかけた。「我々は再び決勝戦を戦う機会を得た。ファンの力添えは大きい」とアンチェロッティ監督は付け加えた。
準決勝第2戦を前に、レアルはラ・リーガ第34節でカディスをホームに迎える。しかし、ベルナベウで戦うレアルはバルセロナに勝ち点11差をつけているため、この試合に主力選手を投入する必要はない。ラ・リーガ優勝には、残り5試合のうち2試合に勝利するだけで十分だ。
タイン・クイ(『マルカ』より)
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