この事件は、西アフリカのナイジェリアで1週間足らずの間に発生した2件目の集団誘拐事件となった。ナイジェリア北部では学校誘拐が頻発しており、2014年にイスラム過激派がボルノ州チボク村で200人以上の女子生徒を誘拐して以来、懸念されている。
近年、誘拐事件はナイジェリア北西部と中央部に集中しており、数十の武装集団が日常的に村人や観光客を標的にし、巨額の身代金を要求している。
2024年3月7日、ナイジェリアのチクンで武装集団が小学生を誘拐した現場周辺に人々が集まっている。写真:AP
地元住民はAP通信に対し、木曜日の午前8時頃、生徒たちが登校しようとしていたまさにその時、襲撃者たちがカドゥナ州クリガ町の公立学校を包囲したと語った。
当局は当初、襲撃で100人以上の生徒が人質になったと発表していた。しかし、サニ・アブドゥライ校長は、町を訪れたカドゥナ州知事ウバ・サニ氏に対し、集計の結果、行方不明者は合計287人になったと述べた。
「我々はすべての子どもの帰還を確実にします。治安機関と協力しています」とカドゥナ州知事は述べた。
木曜日の襲撃について、犯行声明を出したグループはない。襲撃の数日前、ナイジェリア北東部で過激派が女性や子供を中心に200人以上を誘拐した。
紛争で荒廃したナイジェリア北部では、女性や子ども、学童がしばしば大量誘拐の標的となっており、多くの被害者は巨額の身代金を支払ってようやく解放されている。
AP通信の分析によると、両攻撃は、2023年以降数百人が死亡しているナイジェリアの深刻化する治安危機を思い起こさせるものだ。
マイ・アン(AP通信による)
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