夫も私も7ディオプター以上の近視です。もし子供ができたら、遺伝するのでしょうか?遺伝率はどれくらいでしょうか?(ハンさん、25歳、ホーチミン市)
返事:
屈折異常には、近視、遠視、乱視があります。屈折異常の主な原因は、遺伝と環境です。遺伝的要因はごくわずかで、両親が屈折異常を持つ子供に多く見られます。近視の場合、両親の近視が4ディオプター未満の場合、子供に遺伝する確率は約10%ですが、6ディオプター以上の場合、子供に遺伝する確率は90%を超えます。
残りの疾患は環境要因によって引き起こされます。具体的には、間違った姿勢で座ったり、近くを見すぎたりするといった不自然な生活習慣が目の調節機能に影響を与えたり、暗い場所で読書をしたり、暗い勉強部屋や生活空間で読書をしたりすることで、子どもたちの目が過度に調整されることがあります。また、ブルーライト(紫外線に似た光)を発する電子機器(パソコン、タブレット、スマートフォンなど)の過度な使用も、目に悪影響を及ぼします。さらに、ビタミンA、オメガ3、ビタミンC、カルシウムなどの必須栄養素が不足している食生活も、屈折異常の子どもの原因となることがあります。
子供の屈折異常を認識するには、親は、子供が頻繁に目を細めたり、見るときに首を傾げたり、板書がはっきり見えなかったり、間違って書いたり、線から外れて書いたりする、子供の目の調節が乱れて頭痛、目の痛み、涙目などの症状が起こるなどの兆候に注意する必要があります。
屈折異常を放置すると視力が低下し、お子様の学習や生活に支障をきたします。さらに、屈折異常は弱視、斜視、網膜変性、網膜剥離など、様々な合併症を引き起こし、失明に至ることもあります。そのため、お子様に屈折異常の兆候が見られた場合は、速やかに専門の眼科クリニックを受診し、検査と治療を受けさせる必要があります。
MD.CK2グエン・ティ・バッハ・トゥエット
ホーチミン市第2小児病院、眼科、総合診療科
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