イランは現在、WTOのオブザーバー国である。(出典:ロイター) |
スプートニクはサファリ氏の説明を引用し、イランは現在WTOのオブザーバーだが、BRICS、上海協力機構(SCO)、ユーラシア経済連合(EAEU)、経済協力機構(ECO)の加盟国であることはWTO加盟国と同等であると伝えた。
イラン外交当局者によれば、上記組織の加盟国として、イランも地域レベルではほぼWTO加盟国となり、恩恵を享受しているという。
しかし、イラン外務次官は、WTOへの加盟が提案されれば、イランは歓迎し、参加する用意があると述べた。
一方、サファリ氏はBRICSについて、モスクワは世界的および地域的な組織で活動してきた経験が豊富であるため、ロシアは同グループ内に事務局という形で新たな組織を設立できると述べた。
この協会には事務局がないため、各加盟議長国はBRICS活動のさまざまな分野に関して独自の情報を保有しており、そのデータは次期議長国には引き継がれない。
サファリ氏は、イランが「できるだけ早く事務局を設立することに非常に関心を持っている」と指摘し、ロシアがBRICSの輪番議長国を務め始めたことを祝福し、同組織への加盟に関してテヘランを大いに支援してくれたモスクワに感謝の意を表した。
イラン外務次官によれば、ロシアはイラン・イスラム共和国とBRICSの新規加盟国が同連合内で目標を達成するのを容易にすることができるだろう。
さらにサファリ氏は、BRICSの枠組みの中では、二国間関係の構築が二国間関係の枠組みよりもはるかに容易になることを期待している。
BRICSは現在、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5つの当初加盟国と、新たに加盟したエジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)で構成されている。
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