マッカーシー元米下院議長は、何カ月にもわたってどの候補者にも味方していなかったが、トランプ前大統領の再選を支持すると述べた。
12月9日に公開されたCBSサンデー・モーニングのインタビュー抜粋によると、元米下院議長のケビン・マッカーシー氏は、ドナルド・トランプ前大統領が2024年の大統領選で共和党候補となることへの期待を表明した。
マッカーシー氏は「トランプ前大統領を支持する」と述べ、ジョー・バイデン大統領が民主党候補になればトランプ氏が再選され、共和党が下院の議席を増やし、来年には上院を掌握するだろうと付け加えた。
トランプ大統領の新内閣に参加する意思があるかとの質問に対し、マッカーシー氏は参加する意思があると答えた。
「適任です。もし私がその仕事に最適な人材であれば、喜んで引き受けます。トランプ前大統領とは多くの政策に携わりました。共に働き、非常に誠実な関係を築いてきました」とマッカーシー氏は述べた。インタビューの全文は12月10日に公開される。
ドナルド・トランプ前米大統領(右)とケビン・マッカーシー前下院議長。写真: CNN
マッカーシー氏は10月、史上初めて下院議長として解任された。58歳の同氏は12月6日、「新たな方法でアメリカに奉仕するため」年末に下院議長を退任すると発表した。
同氏はまた、 議会を去った後も共和党支援に関わり続け、「最も優秀で聡明な人たちに出馬するよう説得し続ける」と述べた。
マッカーシー氏は、2020年の大統領選挙が「盗まれた」とする前大統領の主張を含め、トランプ氏を頻繁に支持してきた。2021年1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件をめぐり、マッカーシー氏は下院本会議場でトランプ氏に「責任がある」と述べたが、両者は袂を分かった。
しかし、議事堂襲撃事件から数週間後、マッカーシー氏はトランプ氏との関係を強化し、マール・アー・ラーゴにあるトランプ氏の邸宅を訪れ、後にトランプ氏が襲撃を「扇動」したのではないと述べた。また、トランプ氏の発言を批判したリズ・チェイニー元下院議員の下院共和党指導部からの解任も支持した。
トランプ氏とマッカーシー氏の間には、マッカーシー氏が解任された時を含め、依然として緊張関係が続いていたと報じられている。ワシントン・ポスト紙は先週、マッカーシー氏がトランプ氏が介入も糾弾もしなかったことを非難したと報じた。
同紙によると、トランプ大統領がマッカーシー氏に不満を抱いている理由の一つは、マッカーシー氏がトランプ大統領の再選を支持しなかったことと、下院がトランプ大統領に対する2つの弾劾条項の撤回に賛成票を投じなかったことだ。
フエン・レ(ヒル氏によると)
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