ノバク・ジョコビッチは7月10日の第4ラウンドでフベルト・ホルカシュを7-6(6)、7-6(6)、5-7、6-4で破り、ウィンブルドン2023の準々決勝に進出した。
ジョコビッチと対戦する前、フルカチュは大会開始以来、一度もサービスゲームを落としていなかった。ポーランド出身のフルカチュは、7月9日に2セットのタイブレークを落としたにもかかわらず、この記録を維持した。その後、主催者の「夜間外出禁止令」(ロンドン時間午後11時)により、試合は本日に延期された。7月10日に試合が再開されると、フルカチュは第3セットでもサービスゲームをキープし、さらに最初のリターンゲームも制して第4セットへと持ち込んだ。
フルカチュの21連勝は、第7ゲームで3度目のブレークポイントをセーブできなかった第4セットで途絶えた。また、このゲームはフルカチュが今大会で唯一落としたサービスゲームでもあった。第17シードのフルカチュは第4セットを4-6で落とし、ジョコビッチに敗れてウィンブルドンから敗退した。
ジョコビッチ(右)は7月10日、センターコートで行われたウィンブルドン4回戦の試合後、ホルカチュと握手する。写真:ロイター
フルカチュのサーブが好調だったため、この試合はラリーがほとんど見られなかった。ポーランド出身のフルカチュは33本のエースを放ち、初球のポイント獲得率は81%だった。一方、ジョコビッチも18本のエースを放ち、初球のポイント獲得率は89%だった。
ジョコビッチはローランギャロスとウィンブルドンで11連続タイブレークを制している。相手が先にミニブレークを奪ったにもかかわらず、ジョコビッチは最初の2セットを連続で制した。第1セットでは、緊張感あふれる試合展開の中、ホルカチュは6-3とリードし3セットポイントを掴んだものの、その後5ポイントを連続で失い、6-8で敗れた。ジョコビッチはタイブレークでは運が良かったと認め、相手が決定的な瞬間にチャンスを逃していなければ、試合は違った展開になっていたかもしれないと語った。
7月10日のジョコビッチ対ホルカシュ戦の主な出来事。
「こんなにリターンに苦労したのはいつ以来だろう」とジョコビッチは試合後に語った。「彼のサーブは非常に正確で力強い。世界屈指のサーブの持ち主だ。僕にとってはあまり楽しい試合ではなかった。このスポーツで最も速いサーフェスで彼のサーブを読むのは本当に難しかった」
ジョコビッチはウィンブルドンで32連勝中だ。次の対戦相手はアンドレイ・ルブレフで、ルブレフは初めて準々決勝に進出する。両者はこれまで4回対戦しており、ジョコビッチが3勝を挙げている。そのうち3勝は、今年初めの全豪オープンでの3セットマッチとなっている。
ヴィ・アン
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