トルコ代表ミッドフィールダーのブルーノ・フェルナンデスは、チャンピオンズリーグのグループA第5戦、ガラタサライ戦を前に、キャプテンにふさわしくない、あるいはマーカス・ラッシュフォードにPKを譲ったという批判に反応した。
11月26日、グディソン・パークで行われたプレミアリーグ第13節、マンチェスター・ユナイテッド対エバートンの試合の52分、アントニー・マルシャルがペナルティエリア内でアシュリー・ヤングにファウルされ、マンチェスター・ユナイテッドにPKが与えられた。フェルナンデスがボールを奪い、ラッシュフォードにパス。ラッシュフォードがPKを蹴ると、イングランド人ストライカーがゴールを決め、点差を2点に広げた。
ガラタサライ戦前の記者会見で、この状況について改めて問われたフェルナンデスは、チームメイトが自信と調子を取り戻せるようサポートしたいと改めて強調した。ポルトガル人MFは事前にこの試合のプランを立てていたわけではなく、その瞬間に決断したのだ。「ラッシュフォードは昨シーズン、マンチェスター・ユナイテッドで最多得点を挙げ、チームにとって重要な選手でした」とフェルナンデスは語った。「ストライカーやウィンガーにとって最も重要なのは、先制点を取ることです。そうすれば、彼らはその後もゴールを重ねていくでしょう。彼らにはゴールを決められる位置にいて、ゴールを決める自信を持つ必要があります。」
ブルーノ・フェルナンデス(中央)が11月28日、マンチェスターのキャリントン練習場で後輩のガルナチョとマイヌーと話している。写真:ロイター
元ミッドフィールダーのロイ・キーンは、フェルナンデス監督がラッシュフォードにPKの権利を与えたことを称賛したエリック・テン・ハーグ監督を痛烈に批判した。これに対し、フェルナンデスはマンチェスター・ユナイテッドにはPKキッカーのリストがあり、その中で自分が最優先だと明かした。29歳のMFは、ラッシュフォードがオールド・トラッフォードに加入する前はPKの責任はラッシュフォードにあったと述べ、誰がPKを蹴るかは重要ではないと強調した。
「エバートン戦で監督がPKを蹴る選手として選んだのは、私とラッシュフォードの2人だった」とフェルナンデスは続けた。「だから、誰が蹴るかを決めるだけの問題だった。必ずしも私かラッシュフォードである必要はなかった。ただ、決めてくれると確信できる選手でなければならなかった。あのPKは私が蹴って失敗していた可能性もあったが、今は分からない。でも重要なのは、ラッシュフォードが蹴ってゴールを決めたことだ」
キーンはPKの判定を批判する前に、フェルナンデスはマンチェスター・ユナイテッドのキャプテンにふさわしくなく、キャプテンマークを剥奪されるべきだと主張していた。同様に、ポール・インスも、このポルトガル人ミッドフィールダーはチームメイトを鼓舞する代わりに過剰反応することが多く、キャプテンとしてふさわしくないと述べた。
フェルナンデスは、自分がマンチェスター・ユナイテッドのキャプテンにふさわしいと確信しており、オールド・トラッフォードでの輝かしいスタートを切ったにもかかわらず、ゴールとアシスト数の減少について批判されてきたと考えている。ポルトガル人ミッドフィールダーであるフェルナンデスは、プレーの良し悪し、正しいことをしているか間違ったことをしているかに関わらず、批判を受けるのはマンチェスター・ユナイテッドでプレーする上で当然のことと考えている。
「私が気にかけているのは、チーム、スタッフ、そして毎日一緒に働いてくれる人たちだけです。彼らは私に満足してくれていると思います」とフェルナンデスは続けた。「私の性格はクラブに来た時からずっと同じで、キャプテンになっても変わることはありません。変える必要はないと思っています。私は誰に対しても本当にオープンで、今のところ誰も私に問題を抱えていません。ここの人々は私のリーダーシップにとても満足しているので、私もこのままでいなければならないと思っています。」
マンチェスター・ユナイテッドは、グループAで勝ち点3の最下位に沈み、ガラタラサイとコペンハーゲンに勝ち点1差と、5回戦を前に大きなプレッシャーにさらされている。「レッドデビルズ」ことマンチェスター・ユナイテッドは、本日ラムズ・パークで行われる試合で敗退すれば、チャンピオンズリーグ敗退となる。さらに、ガラタラサイに敗れればグループ最下位でシーズンを終えることになる。そして、コペンハーゲンは残りの試合で、首位通過が確実視されているバイエルンに勝利している。
この見通しについて問われると、フェルナンデスはこう答えた。「そうなったら残念だが、今はそのことについては考えていない。ただガラタサライ戦に集中している。マンチェスター・ユナイテッドがグループリーグを突破するには、ガラタサライに勝って決勝戦に進出し、残留のチャンスを得るしかないからだ。」
ホン・デュイ
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