カスペルスキーの最近の調査によると、 世界中の企業の40%以上が、質の高いサイバーセキュリティ人材の不足に直面しています。
そこで、カスペルスキーは「現代の情報セキュリティ専門家の肖像」という調査を実施し、労働市場の現状を評価し、サイバーセキュリティの専門知識が不足している理由を分析しました。
アジア太平洋(APAC)、ヨーロッパ、META、北米、ラテンアメリカの1,000人以上の情報セキュリティ専門家を対象にしたこの調査では、企業の41%がサイバーセキュリティチームの人員が「著しく不足している」と回答したことがわかりました。
調査回答者によると、最も人員不足が深刻な職種は情報セキュリティリサーチとマルウェア分析で、40%以上の企業がこれらの職種を最も確保が難しいと回答しています。これらの職種に対する需要の増加は、ヨーロッパ、ロシア、ラテンアメリカで報告されています。
セキュリティ監査人およびサイバーセキュリティ専門家を含むセキュリティオペレーションセンター(SOC)の専門家の人員配置率は、それぞれ35%と33%と低いと評価されています。したがって、SOC専門家の不足は特にアジア太平洋地域で顕著ですが、セキュリティ監査人およびサイバーセキュリティ専門家の不足は主にMETA地域で懸念されています。
「高度な資格を持つ情報セキュリティ専門家の不足を解消するためには、企業はより良い給与、労働条件、ボーナスを提供し、研修や最新知識のアップデートに投資する必要があります。しかし、調査結果は、これらの対策が必ずしも企業のニーズや状況に合致していないことを示しています」と、Kaspersky ICS CERTのセキュリティオペレーション責任者であるウラジミール・ダシュチェンコ氏は述べています。
ビン・ラム
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