取引終了時点で、ブレント原油は1バレルあたり1.68ドル(2.5%)上昇し、69.31ドルとなった。一方、米国産ウエスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油は1バレルあたり1.58ドル(2.5%)上昇し、64.99ドルとなった。これは、ブレント原油が8月1日以来、WTI原油が9月2日以来の高値終値となった。
米エネルギー情報局(EIA)は、先週の米原油在庫が予想外に60万7000バレル減少したと発表した。ロイター調査ではアナリストが23万5000バレルの増加を予想していた。
一方、米連邦準備制度理事会(FRB)ダラス支局が9月24日に発表した報告書によると、主要生産州であるテキサス州、ルイジアナ州、ニューメキシコ州における石油・ガス活動と生産量は2025年第3四半期にわずかに減少した。
原油価格は、供給をさらに逼迫させる可能性のある地政学的動向からも支援を受けた。ウクライナ軍は、ロシアのヴォルゴグラード州にある2つの石油ポンプ場を夜間に攻撃した。黒海の主要港であり、重要な石油・穀物輸出ターミナルを擁するロシアの都市ノヴォロシースクでは、非常事態宣言が発令された。
トレーダーや小売業者によると、ウクライナのドローン攻撃により製油所の生産量が減少し、ロシアは一部の燃料不足に直面している。ウクライナはロシアの輸出収入を減少させるため、エネルギーインフラへの攻撃を強化している。
イラクのクルディスタン地域で操業する国際石油会社8社が、イラク連邦政府およびクルディスタン自治政府と原油輸出再開で原則合意したとの報道にもかかわらず、原油価格は上昇した。米国のエネルギーデータによると、イラクは2024年までに石油輸出国機構(OPEC)加盟国中第2位の原油生産国となる見込みだ。
出典: https://baotintuc.vn/thi-truong-tien-te/gia-dau-tang-vot-3-len-muc-cao-nhat-7-tuan-20250925072650931.htm
コメント (0)