マイク・ジョンソン下院議長(左)は投票後、会議室を去る。
イスラエル支援法案の採決は賛成250票、反対180票で否決されたが、法案が可決するには米下院の3分の2の支持が必要である。
NBCニュースによると、民主党議員46名が法案を支持したが、共和党議員14名が反対した。
民主党議員らは、米上院がイスラエルへの支援のほか、メキシコとの国境問題、ウクライナへの支援についても別々の法案を可決しており、この法案は政治化の「犠牲者」だと述べた。
一方、ドナルド・トランプ前米大統領率いる共和党議員らは上院でこの合意案を否決した。
対立点:トランプ大統領がウクライナへの支援を脅迫、中東のホットスポットをめぐりロシア・中国・米国の舌戦
マイク・ジョンソン米下院議長はこれまで、ウクライナ支援を含む安全保障のための他の予算配分とイスラエルへの支援をまとめようとする民主党の試みを拒否し、イスラエルへの別個の支援法案を可決するよう民主党に圧力をかけようとしていた。
上記の結果は、同日に行われたアレハンドロ・マヨルカス国土安全保障長官の弾劾投票が否決されたことを受けて、ジョンソン氏が米下院議長としての職務で連続して敗北したことを示している。
ジョー・バイデン大統領の政権は2月5日、イスラエルに対する別途の援助法案に反対すると発表した。
この法案の運命は、イスラエル、ウクライナ、台湾などの国や地域への国境警備や対外援助を盛り込んだ上院で可決された1180億ドルの法案を強硬派共和党が阻止しようとしたことで決まった。
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