イタリア代表ストライカーのラウタロ・マルティネスが同点ゴールを決め、インテルはユベントスと1-1で引き分け、セリエA第13節終了時点でライバルの首位奪取を阻止した。
27分、ユベントスはカウンターアタックから先制点を挙げた。フェデリコ・キエーザから左サイドへのパスを受けたドゥシャン・ヴラホヴィッチがペナルティエリアに走り込み、チームメイトからのクロスを受けると、ファーコーナーへシュートを突き刺し、ゴールキーパーのヤン・ゾマーを破った。
失点を喫しても、インテルは冷静さを失わなかった。セリエA首位のインテルが実力を発揮するのに、わずか6分しかかからなかった。マルクス・テュラムの右サイドからのクロスから、ラウタロ・マルティネスがフェデリコ・ガッティをかわし、斜めにシュートを決めて1-1の同点に追いついた。
これはラウタロ・マルティネスにとって、2023-2024シーズン開幕以来13ゴール目となる。アルゼンチン出身のストライカーは、ゴールデンブーツレースで首位をキープしており、2位のドメニコ・ベラルディとオリヴィエ・ジルーに6ゴール差をつけている。
ラウタロ・マルティネス(左)は、11月26日夜、アリアンツ・スタジアムで行われたセリエA第13節、ユヴェントス対インテル戦(1-1)で同点ゴールを喜ぶ。写真: AP
テュラムはセリエAでまだ4ゴールしか挙げていないが、これで5アシスト目を記録し、サッスオーロのDFジェレミー・トルジャンと並んでアシストランキングのトップに立っている。続く7選手は全員4アシストを記録しており、ローマのパウロ・ディバラもその一人だ。
試合展開としては、インテルがユヴェントスを上回った。アウェイチームはボール支配率65%、シュート本数8本を記録したのに対し、「古き良きユヴェントス」はボール支配率35%、シュート本数4本にとどまった。しかし、ユヴェントスの集中した守備の前に、インテルは得点機会を最大限に活かすことができなかった。
後半開始早々、テュラムはインテルの勝利を決定づけるチャンスを逃した。ニコロ・バレッラからのバックヒールパスを受けたヘンリク・ムヒタリアンが抜け出し、ユヴェントスのペナルティエリアにクロスを送った。しかし、テュラムがタップでボールを叩き込み、ゴールキーパーのヴォイチェフ・シュチェスニーの手へと繋いだ。
アリアンツ・スタジアムでの引き分け後、インテルは勝ち点32でセリエA首位を維持した。一方、ユヴェントスは勝ち点2差で2位につけている。「老婦人」は首位に返り咲き、ライバルに勝利するチャンスを逃した。ACミランは勝ち点26で3位、ディフェンディングチャンピオンのナポリは勝ち点24で4位となっている。
タン・クイ
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