ロイター通信によると、エア・インディアは7日、ロシアのマガダン市の空港のインフラの制約により、同便の乗客216人と乗務員16人が6日に臨時宿泊施設に移されたと発表した。
米国と欧州連合(EU)がロシアへの航空宇宙製品の輸出に制裁を課す中、この転用により、ゼネラル・エレクトリック社製のエンジンを搭載した2億ドルのボーイング777がどれだけ早く修理されるのかという疑問が生じている。
「あの飛行機は修理が必要です。整備士が搭乗しています」と、インド民間航空大臣ジョティラディティヤ・シンディア氏は記者団に対し、立ち往生している乗客を乗せる飛行機について言及した。「飛行機の修理にどれくらいの時間がかかるかは分かりませんが、乗客は最終目的地まで搬送されます」とシンディア氏は述べた。
エア・インディアの飛行機
マガダン空港の情報筋はロイター通信に対し、エア・インディアの技術者らが予備機に予備部品を積んでロシアへ向かうと語った。
立ち往生していたガガンという名の乗客は、インドのNDTVに対し、同便にはロシアとアメリカの緊張を懸念するアメリカ人が多数搭乗していたと語った。エア・インディアは、乗客の国籍に関する情報提供の要請に直ちには応じなかった。
米国務省のヴェダント・パテル副報道官は6日、同便の目的地から判断すると、同機に米国人が乗っていた可能性は「ある」と述べた。
怒った乗客らは、まるで学校のようだった宿泊施設での食事の提供が不十分だとツイッターで不満を訴えた。
ロイター通信によると、エア・インディアはロシアにスタッフを配置しておらず、乗客に提供した支援は「この異常事態において可能な限り最善のもの」だと述べた。
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