イタリア代表のジョゼ・モウリーニョ監督は、トッテナムを除くこれまでのチームに対して常に特別な感情を抱いていると語った。
モウリーニョ監督は、チームを2年連続でUEFAチャンピオンズカップ決勝に導き、ローマファンの心を掴みつつある。しかし、ローマよりも規模の大きいチームがモウリーニョ監督のような人材を必要としていることを考えると、このポルトガル人監督のローマでの将来は不透明だ。
2020年7月のプレミアリーグで、トッテナムはホームのシェフィールド・ユナイテッドとの試合でモウリーニョ監督を率いる。写真:ロイター
セリエA最終戦前の記者会見で、モウリーニョ監督はローマを離れることになった場合の心境を問われ、「トッテナムのファンには誤解しないでほしいが、私のキャリアの中で情熱を感じない唯一のチームはトッテナムだ。他のチームには、いつも親近感を抱いている」と答えた。
トッテナムは、20年前にポルトを率いて以来、モウリーニョ監督がトロフィーを手にしていない唯一のチームでもある。60歳のモウリーニョ監督は、2021年にマンチェスター・シティとのリーグカップ決勝を戦う直前に解任された。トッテナムへの愛着がなくなった理由について、モウリーニョ監督は次のように説明した。「トッテナムのスタジアムが新型コロナウイルス感染症の影響でいつも空席になっているからかもしれないし、ダニエル・レヴィ会長が決勝で勝たせてくれないからかもしれない」
モウリーニョ監督は、ポルト、チェルシー、インテル、レアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、そしてローマの皆が彼を愛しており、彼自身も彼らに特別な感情を抱いていると付け加えた。「ローマを去る日は感情的に辛いだろうが、レヴィ監督のチームを除いて、これまで所属した全てのチームと同様に、常にチームのために尽くす」とモウリーニョ監督は付け加えた。
ローマはセリエAで来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得する見込みがほぼない。残り2試合で6位につけており、最下位のミランとは勝ち点4差となっている。ローマにとってより現実的な目標は、ヨーロッパリーグで優勝し、チャンピオンズリーグ出場権を確保することだ。決勝は5月31日、ハンガリーのブダペストにあるプスカシュ・スタジアムでセビージャと対戦する。
ホアン・アン
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