式典には、ホーチミン市医科薬科大学の代表者、ホーチミン市医科薬科大学病院理事会、一流の専門家、講師、研修生、医学生が出席しました。これは2つの新刊書の発表というだけでなく、皮膚科・美容皮膚科が研究、研修、臨床実践を連携させ、ベトナムの皮膚科医療の質の向上に貢献してきた継続的な努力を証明する重要な節目でもあります。
准教授であり医師でもあるグエン・ホアン・バック氏が、本の出版記念式典で開会の辞を述べました。
写真: BVCC
ホーチミン市医科薬科大学病院院長のグエン・ホアン・バック准教授(医師)は、開会の辞で次のように強調しました。「本日の2冊の刊行物の発刊式は、学術的な意義だけでなく、ホーチミン市医科薬科大学病院の講師と医師チームの協力、知識共有、そして献身的な姿勢の証でもあります。これは、研修の標準化、患者ケアの質の向上、そして治療結果の最適化に貢献してきた、たゆまぬ努力の成果です。この2冊の本は、皮膚科および関連分野を専門とする医師や医学生の世代にとって、臨床スキルの向上過程において有用な参考資料となることを信じています。」
式典の厳粛な雰囲気の中、出席者たちは著者たちの献身的な編纂の道のりを振り返りました。約2年間の努力の末、744ページのカラー版で、直感的な臨床画像体系を駆使した『皮膚科における手技と手術』が正式に出版されました。本書は、皮膚科、美容外科、解剖学、耳鼻咽喉科、腫瘍学、整形外科外傷、外科、看護学など、様々な分野から32名の先生方と同僚の方々の貢献を結集したものです。本書の内容は、皮膚生検、ケロイド治療、切開、皮膚縫合といった基本手技から、皮膚移植、毛髪移植、自家脂肪移植といった高度な手技まで、手技と手術を包括的に体系化しています。技術的な操作にとどまらず、臨床実践の有効性を決定づける要素である安全性、患者カウンセリング、個別化治療の原則にも重点を置いています。
著者である准教授・医師・医師のレ・タイ・ヴァン・タン氏とゲストとのディスカッション
写真: BVCC
同時に、皮膚科学、病理学、看護学の分野から11名の著者を集め、4年以上にわたる綿密な編纂を経て完成した書籍『自己免疫性水疱性皮膚炎』。296ページのカラー版で、天疱瘡、水疱性類天疱瘡、疱疹状皮膚炎、線状IgA感染症といった、予後が深刻な希少疾患の活用に焦点を当てています。病因、臨床症状、診断基準から最新の治療レジメンに至るまで、幅広い内容が網羅され、薬物研究と患者管理における新たな進歩も紹介されています。専門医にとって有用なだけでなく、医学生や研修医の学習意欲を掻き立てる、包括的なモノグラフとなっています。
2冊の本の編集者であり、皮膚科・美容皮膚科部長のレ・タイ・ヴァン・タン准教授(医師)は、今日に至るまでの困難な道のりを振り返り、次のように感慨を述べました。「私たちは、同僚や学生に、最新かつ実用的な標準的な文献を提供したいと考えています。この2冊の出版物は、医師や医学生にとって、学習と実践の過程における道しるべとなると同時に、医療の質を向上させ、ベトナムの皮膚科を国際基準に近づけるという共通目標に向けた、学際的な協力の精神を証明するものとなるでしょう。」
出典: https://thanhnien.vn/ra-mat-2-an-pham-chuyen-khoa-da-lieu-dau-an-hoc-thuat-thuc-hanh-lam-sang-185251002170703077.htm
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